静岡県議会の常任委員会に、7月2日、初めて盲導犬が目が不自由な県の職員に付き添って出席しました。
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7月2日 開かれた県議会の産業委員会。出席したのがラブラドールレトリバーの盲導犬・カドル(2歳)です。
カドルは視力が低下していく難病を抱える県企業局経営課の岩本多加臣さんを先導していました。
岩本さんは20年前に発症してから年々視野が狭くなり、白杖なしでは歩くことも難しくなったことから、6月から盲導犬カドルとペアで業務を始めました。
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県企業局経営課・岩本多加臣 主幹:
やっと少し打ち解けてきたのかなと。これからできることが少し増えていくのかなと期待はしています
2日、事業の説明補助員として初めて常任委員会に出席した岩本さん。
カドルも足元に待機し、約2時間静かに寄り添いました。
県企業局経営課・岩本多加臣 主幹:
机の下のスペースで静かに待機していてくれた。最初から最後まで。私も仕事に集中できたので大変助かっています
おとなしく生真面目な性格のカドルと「今後も信頼しあって公務員としての仕事を続けたい」と話しています。
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県企業局経営課・岩本多加臣 主幹:
仕事上の悩みも生活上の悩みも、なんとなく心の支えになるような気がしますね。とりあえずカドルと一緒にいるところまでは(仕事を)やろうかなと
県も、今後も職員一人一人に合わせたフォローや環境整備に力を入れる考えです。