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全国旅行支援で宿泊施設が7500万円を不正請求 同一人物が同じ日に複数の部屋に宿泊 書類は不備だらけ

国の補助金を活用したコロナ禍の旅行支援事業で、静岡県熱海市内の宿泊施設から約7500万円の不正請求があったことがわかりました。

不正請求をしていたのは、東京都板橋区の会社が運営する熱海市の宿泊施設「エスペランサリゾート熱海」です。

県によりますと、旅行支援の「今こそ しずおか 元気旅」で総額 約7500万円の補助金を不正に請求していました。

申請の審査で同一人物が同じ日に複数の部屋に宿泊していたとするなど不審な点があり、県が実態調査をして発覚しました。

すでに地域クーポンの換金分として393万円余りが支払われていますが、施設側は返還に応じていないということです。

県は警察への被害届の提出も視野に対応を検討しています。

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