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「大人になったら行こうと思う」小学生が選挙で給食メニューを決定 身近なテーマで選挙に関心を 静岡

若い世代の投票率低下が叫ばれる中、選挙をより身近に感じてもらおうと静岡市内の小学校でユニークな模擬選挙が行われました。

中藁科小学校(静岡市)

静岡市葵区の中藁科小学校で行われた「SDGs給食選挙」。

身近なテーマを通じて選挙に関心を持ってもらおうと静岡市が初めて企画しました。

選挙戦に立候補したのは、食材魅力党の今賀旬さん・地産地消推進党の静岡愛さん・そして多文化共生党の世界巡さんの3人です。

食材魅力党・今賀旬さん:
栄養たっぷりの旬野菜で体を温め、ぽんかんでビタミンCをたっぷりとり風邪に強い体をつくりましょう

投票する子どもたち(中藁科小学校)

候補者は全員栄養士。

食材ロスを減らし地元の食材を使うなど「SDGs推進のためにはどんな給食が良いか」をテーマに、それぞれが考案したメニューの特徴を各党の政策に見立ててアピールします。

演説を聞き終えた6年生の児童16人は、実際の選挙で使われている本物の記帳台と投票箱を使って一票を投じていきました。

「今賀旬4票、静岡愛8票、世界巡4票。以上の結果を持ちまして静岡愛が選出されました」

児童(中藁科小学校)

児童:
(自分の)1票で誰になるっていうのが決まるわけだから、ちゃんと考えて入れなきゃいけないと思いました

児童:
意外と簡単だったので大人になってからも行こうと思うし、お母さんたちが行くのにもついていこうと思います

今回選ばれたメニューは、2025年1月の給食で実際に子供たちに提供されるということです。

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