静岡県小山町で観光バスが横転し29人が死傷した事故で、運転手への指導や監督を怠ったとして書類送検されていたバスの運行会社の運行管理者だった男性について、検察は不起訴としました。
2022年10月、小山町で観光バスが横転し、乗客1人が死亡、28人が重軽傷を負ったため、バスの運転手は2023年9月に業務上過失致死傷の罪で禁錮2年6カ月の実刑判決を受けています。
事故をめぐり、警察は運転手への指導や監督を怠ったとして埼玉県のバス会社の運行管理者だった男性を業務上過失致死傷の疑いで書類送検し、地検沼津支部が捜査を続けてきましたが、5月23日付で不起訴処分としました。
理由については明らかにしていません。