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【清水区・おがわ】船から直買いできる店のマグロづくし定食 ほほ肉フライがドカンと大きい!

静岡市清水区にある「河岸の市 新いちば館」。1階に店を構える食事処「おがわ」は船から直買いできる権利を持った店で、良質なマグロをたっぷり使ったほほ肉フライとお刺身の定食が自慢です。

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マグロの専門家が提供する絶品料理

河岸の市 新いちば館の外観
河岸の市 新いちば館(静岡市清水区島崎町)

静岡市清水区島崎町にある、「河岸の市 新いちば館」。

2025年4月にリニューアルしたばかりのいちば館の1階に食事処「おがわ」があります。

おがわの外観
おがわ(いちば館1階)

本マグロ入り切り落とし丼(2350円)」などマグロをメインとした丼ぶりや定食を楽しむことができます。

マグロが山盛りに乗っていて、マグロ好きにはたまらない丼ぶりです。

本マグロ入り切り落とし丼(2350円)
本マグロ入り切り落とし丼(2350円)

メバチマグロの赤身は濃厚ねっちり食感

自慢のメニューは「まぐろのほほ肉フライとお刺身の定食(1650円)」。

良質なマグロをたっぷりと使った人気定食です。

厳選したメバチマグロの刺身と希少価値の高いほほ肉を使ったフライの豪華な組み合わせ。

まぐろのほほ肉フライとお刺身の定食(1650円)

ビッグサイズのフライも気になりますが、まずは厚みのあるメバチマグロの赤身から食べてみてください。

一口食べると、ねっちりとした食感、そして濃厚なマグロのうま味が広がります。

メバチマグロ 赤身

味わい深く、食感もいい理由は、鮮度のいいマグロを使用しているから。

赤身の中でも“天身”というスジのない部分、赤身の一番いいところを使っています。

赤身だからこそ、マグロのうま味をダイレクトに感じられます。

赤身の中でも“天身”というスジのない部分を使用

店主の小林勇登さんによると、いいマグロが手に入るのは、入札権を持っているからだそうです。

おがわ 店主・小林勇登さん:
館内で唯一マグロの入札権を持っています。市場に出回る前のマグロを船から直接買うんです。そこから市場に卸して、仲買人さんたちが買って各店舗に流れます。“一番頂点”にいる感じですね

入札権は市場に出回る前の鮮魚を購入できる特別な権利
おがわ 店主・小林勇登さん

もう一つのお刺身は、メバチマグロの漬け。

しょうゆとみりんをお店独自で配合したタレで漬けたマグロも絶品です。

メバチマグロ 漬け

漬けにすることで、やわらかい食感に変わります。

赤身の刺身とはまた違い、ご飯が進む味わい。

メバチマグロの漬けはご飯と一緒に

希少部位! マグロのほほ肉フライ

続いて、マグロのほほ肉のフライ。

20cm以上ありそうな、かなりのビッグサイズです。

マグロのほほ肉は、1尾のマグロからわずか2個しか取れない希少部位です。

サックサクの衣に覆われ驚くほどジューシー。まるでお肉を食べているかのような感覚です。

生パン粉を使用し、170℃の油で7分ほど揚げています。

フライにすることでよりうま味が凝縮されていて、ご飯との相性も抜群。

マグロのほほ肉のフライをご飯に乗せて

繰り返しになりますが、希少部位をこんなにもぜいたくに使用できるのは、店主がマグロの入札権を持っているから。

まさに頂点の特権です。

おがわ 店主・小林勇登さん

マグロをおいしくする独自の解凍法

マグロをおいしくするポイントは解凍方法にも。

マグロを知り尽くした店主のこだわりは、水ではなく海水で解凍すること。

そうすることで、ねっとりとした食感が生まれるのだそうです。

海水で解凍しベストな状態で切る

マグロのほほ肉フライはソース・しょうゆ・マヨネーズなど、いろんな食べ方ができます。

厳選された上質なマグロと、希少なほほ肉を使ったフライ。どちらも味わえるぜいたくな定食は、マグロ好きなら絶対に見逃せない逸品です。

至高のマグロ料理を堪能してみてはいかがでしょうか。

■店名 おがわ
■住所 静岡市清水区島崎町149 河岸の市 新いちば館1階
■営業時間 9:30~14:30 ※土日~15:00
■定休 月1回水 ※定休日の詳細はインスタグラム
■問合せ 054-352-0202
■駐車場 河岸の市の駐車場

【詳しくみる】食事処おがわのインスタグラム

※この記事は2025年7月12日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。

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