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「誰かのためだと成功します」 勝俣さんが大切にする欽ちゃんの言葉【テレビ寺子屋】

1988年にデビューしたタレントの勝俣州和さん。長い芸能生活の中で悩んだとき、萩本欽一さんからかけられた、ある言葉を思い出すと語ります。

テレビ静岡で放送されたテレビ寺子屋

テレビ静岡で1月21日に放送された「テレビ寺子屋」では、タレントの勝俣州和さんが、デビュー当初に萩本欽一さんからかけられた言葉について語りました。

「デビューして何か変わった?」

タレント・勝俣州和さん:
人生において、すてきな人との出会いがいっぱいあります。すてきな人というのは、すてきな言葉を持っています。

僕は萩本欽一さんの番組のオーディションに受かりデビューしました。週に一度放送する番組のために、毎日昼の12時に集まり、夜中の1時2時までお笑いの稽古を休む間もなく6日間やって、1時間の番組を作りました。欽ちゃんは一つの番組を作るのに、それだけの稽古をしていた人なんです。

そのうちに今度は「CHA-CHA」というアイドルグループでデビューが決まりました。さらに帯番組のレギュラーにもしてもらい多忙な毎日を送っていたある日、欽ちゃんと2人きりになりました。

「デビューして人気も出て忙しくなって、何か変わったことあった?」と聞かれました。僕は「学校の先生を目指し親に大学に行かせてもらったんですけど、途中で勝手に辞めちゃって、親に何もしてあげていないんです。でもすごく喜んでくれて、やっと恩返しができたことが嬉しいです」と答えました。

萩本欽一さんがくれた言葉

その1週間後、欽ちゃんから僕の生まれ育った静岡県御殿場市で、欽ちゃんとCHA-CHAがやっている番組の収録をすることになったと言われました。当日、会場は両親や市民の方で超満員となり、最高の収録ができました。

そして、家族行きつけのお店でスタッフみんなで打ち上げをしようと欽ちゃんが提案してくれて、両親も一緒に過ごし、もう嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

食事をしている欽ちゃんのところへ行き、「本当にこんな幸せな日はありません、どうもありがとうございました」とお礼を言ったときに、欽ちゃんが僕にくれたのが次の言葉です。

【自分のために行動すると成功しません。誰かを喜ばせたいと思って行動すると成功します】

欽ちゃんは、それまで自分の番組に出てスターになった人たちにも、「何が変わった?」という質問をしてきたそうです。だいたいみんな「おかげさまで広いマンションに引っ越すことができました」とか、「欲しかった車や時計を買うことができました」などと、自分のことを言ったそうです。

「お前は『両親が喜んでくれて嬉しい、やっと恩返しができた、だから頑張れる』と、自分のことじゃなくて人のことを言ったんだ。だから俺はお前が好きになって、お前にかけたいと思った」と褒めてくれたのです。

欽ちゃんの言葉が人生の道しるべ

僕がデビューしたその年にいただいた大切な言葉。いま芸能生活35年になりましたが、人生で道が分かれ「どっちに行けばいいんだ」と立ち止まるとき、この言葉を思い出します。

そして、より多くの人が笑顔になってくれるだろう、喜んでくれるだろうという道をいつも選んできました。その道がたとえ険しくて厳しくても、道の先にはみんなが喜ぶ顔があると思っています。

他にも、番組やロケ先で出会った人たちから、たくさんのすてきな言葉をいただいてきました。そのすてきな言葉は宝物になりますし、決して色あせることなく困った時に助けになってくれます。みなさんもぜひ人生という旅の中で、宝物をいっぱい集めてください。

勝俣州和:1988年、番組オーディションを経て芸能界デビュー。アイドルグループCHA-CHAの一員としても活動。現在はバラエティ、情報番組など多方面で活躍。

※この記事は1月21日にテレビ静岡で放送された「テレビ寺子屋」をもとにしています。

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