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【清水区・羽衣亭】初夏の新作は“冷やしパン” 元気が出る赤いドリンクも

静岡市の三保松原のベーカリー「羽衣亭」に、夏ならでは「冷やしパン」が登場したと聞いて早速調査へ。紫ジャガイモのサンドや、羽衣亭でとれたウメのソーダなど、パワーアップした品ぞろえとなっていました。

モチモチ食感の冷やしパン

羽衣亭は、世界遺産富士山の構成資産「三保松原」すぐ横に、2023年2月にオープンしたベーカリーです。

砂浜の松林を抜けてたどり着く、隠れ家的な店で、個性的なパンやケーキを紙で包んで提供するスタイルが独特。そんな羽衣亭の新商品は、夏にぴったり冷やしパンです。

冷やし梅あんパン(500円)

冷蔵庫で冷え冷えにした「冷やし梅あんパン(500円)」と「冷やしクリームパン(350円)」。

梅あんパンは、白あんに羽衣亭の敷地で採れたウメの実のジャムを加えてあります。

パンはモッチリおまんじゅうのよう

暑くなってきたので、できたて熱々のパンよりは冷たいものをと考案しました。

冷やしても固くなりにくいパン生地を使い、モッチリ食感に。ウメは今シーズン、20~30kgの収穫があったそうです。

席の後ろにある立派なウメの木

そのウメの木の目の前にある席に腰掛けて、冷やしパンを味わうことができます。もちろん持ち帰りも可能で、保冷剤を提供しています。

冷蔵庫で冷やしても常温でも

紫ジャガイモのクロワッサンサンド

おかず系パンの、初夏の新作は「紫ジャガイモサンド(500円)」です。三保で作った紫ジャガイモは目の覚めるような紫色。焼き立てサクサクのクロワッサンにはさみ、三保産の枝豆がアクセントです。

ジャガイモは少しゴロッとした食感を残っており、これでもかと詰めてくれるので、食べ応えがあります。

甘いものがお好みなら、プラムあんと生クリームのサンドも。プラムも羽衣亭でとれたものです。桶に6~7杯は採れて大豊作だったというプラム。白あんと混ぜてあるので、酸味がきつくなくマイルドです。

プラムあんサンド(500円)

ドリンク新作「ウメソーダ」「プラムソーダ」

羽衣亭で採れたウメとプラムを使った新作ドリンクも登場しました。「ウメソーダ(500円)」はウメの実に砂糖を加えて抽出したウメエキスを使用。しっかりとウメのこくと酸味を感じる飲み物です。

左)ウメソーダ 右)プラムソーダ

プラムソーダ(500円)」はプラムの実を煮詰める時に出るエキスを使った、元気が出そうな真っ赤な飲み物。ウメソーダよりあっさりしていて甘みもあり、人気商品となっています。

新スタップも加わりパワーアップ

新スタッフの池ヶ谷さん

2月のオープン以来、進化を続けている羽衣亭ですが、新スタッフの池ヶ谷綾さんも加わりました。

羽衣亭を運営する羽衣ホテル・遠藤まゆみ女将:
大もうけをしようという欲はないんです。少し高めの値段設定ですが、羽衣亭のパンやスイーツは他に同じものがないんです。地元の旬の食材を使っているので、使い切ったらメニューが変わります

ご紹介したメニューも、ウメやプラム、紫ジャガイモを使い切ったら終了する初夏限定です。

世界遺産登録10周年記念のお土産も

クリアファイル(400円) 菓子(880円)

富士山や三保松原が世界遺産に認定されて6月で10年です。羽衣亭では昭和初期の着物の柄をアレンジしたクリアファイルを制作。三保らしい天女や漁師の柄がレトロかわいく、お土産にぴったりです。羽衣ホテルで提供されている茶菓子も購入できます。

ここにしかない味、食材ににこだわる羽衣亭。10年の節目に進化を続ける三保松原を改めて訪れてみてはいかがでしょうか。

■店名 ベーカリー&カフェ羽衣亭
■住所 静岡市清水区三保字羽衣脇1269
■営業日 日曜日を中心に営業(詳しくは羽衣亭インスタグラムを確認)
■営業時間 10:00~15:00
■アクセス 静鉄ジャストライン「世界遺産三保松原」バス停目標

【もっと詳しくみる】羽衣亭のインスタグラム
バス停奥に見える赤い看板が羽衣亭
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