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【リニア】「円満・円滑・納得づくで進むよう働き掛けたい」 建設促進期成同盟会が岸田首相に要望

リニア新幹線の建設促進を目指す期成同盟会が6月7日夕方、岸田総理に早期整備に向けて国の積極的な関与を求めました。

面会が終わり先ほどから期成同盟会の会長を務める愛知県の大村知事などが取材に応じていますのでご覧ください。

大村秀章 知事

愛知県・大村秀章 知事:
全線整備についても速やかにお願いしたいと言うことを申し上げた。JR東海としても財政などの事情もあるでしょうから、よく相談しながらとにかく全線整備の時期は予定通り進めてもらえたらという思いですので、それについては期成同盟会としても応援していきたい

鈴木康友知事

-リニア問題について精力的に活動していましたが?

静岡県・鈴木康友 知事:
斉藤国交相や岸田首相ともお会いして、今日は期成同盟会の皆さんと心合わせをした怒涛の1週間だったが良かった。

こうした中で静岡県としての立場、「リニアの推進」と「水と環境の保全」、この両立を図っていくということについて皆さんにもご理解をいただいたと思う。今後はスピード感をもってJR東海との対話を促進していきたい

-工事に伴う水の問題は話題にしたか?

岐阜県・古田肇 知事:
水の問題については簡単に触れさせてもらった。水が出ている状況なので、一旦工事を止めて応急対策を。さらに、その先では恒久的対策を専門家の会議を設けて精力的に議論している。問題を1つ1つ乗り越え、出来るだけ早期の開通につなげるように我々も努力したい

大村知事と鈴木知事

-リニア推進に向け、ステージが上がった印象だが、水と環境問題という事情を抱える静岡県とどう寄り添っていくのか?

愛知県・大村秀章 知事:
東京-名古屋間の早期開業に向けては、静岡工区の試掘調査をした上での着工となるので、専門家に検証してもらいより良い解決策を探ってもらえればと思う。

国のモニタリング会議などを通じて、国交省が事業主体のJR東海と静岡県の間をと取り持ち、円満かつ円滑に進めていくことに尽きると思う。同盟会としても円満・円滑・納得ずくで進めていってもらえるよう国や関係者に働きかけていきたい

静岡県・鈴木康友 知事:
静岡県の立場を知事の皆さんにもご理解いただいていると思いますので、私どももスピード感をもってJRとの対話・促進に努めたい

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