目次
静岡・河津町の観光交流館の駐車場に2023年7月オープンした「親子ラーメンよや」。親子3人で営むラーメン屋台には、親子の絆を感じられるラーメンがありました。
親子3人でラーメン修業
河津町の中心部にある河津桜観光交流館の駐車場にオープンしたばかりの「親子ラーメンよや」。
その名の通り、親子3人で営むちょっと珍しいラーメン屋台です。
親子ラーメンよや・父 横沢文泰さん:
子供たちがフリースクールに通っていて、これからどうしようか考えた時に、子供たちがラーメン好きだったのがきっかけです。ラーメン屋さんに3人で修業に行きました
横沢さん親子は、伊豆の国市長岡で大人気のラーメン店「麺屋台かじまや」に弟子入りし、調理から接客まで学びました。
そして一年間の修行を終え2023年7月、河津町を拠点に営業を始めると子供たちにもプロ意識が芽生えてきたようです。
長男 慧さん:
最初は焦っていたんですけど、落ち着いてできるようになりました
次男 鷹広さん:
大変なことが多いんですけど、みんながおいしいと言って食べてくれるからやってて楽しい
消防車を改装し屋台に
そんな親子3人で奮闘するラーメン屋さんですが、実は使用しているのは消防車なんです。
屋台というと軽トラックをイメージしがちですが、軽トラックは2人乗りです。
親子3人が乗れる車を探していたところ、消防車と出会ったそうです。
3人でDIYをしながら、消防車が屋台に大変身を遂げました。
メニューは毎週日替わり
消防車というユニークな屋台で食べられるメニューは毎週日替わり。
この日の味は「新味噌ラーメン」。北海道で教わったレシピを元に、親子3人で独自の味を追求し完成したものです。
テレビ静岡・弦間彩華アナウンサー:
屋台はすぐに出てきてパッと食べられるのが最高ですね。みその味が濃くて深い!
麺はモチモチとコシがあり、みそのスープと絡んでしっかりとうま味を感じられます。
こだわりの炭火焼きチャーシューは1個が大ぶりです。すぐに溶けるほど柔らかく、みその味がたっぷりと染み込んでいます。
親子ラーメンよや・父 横沢文泰さん:
炭であぶったチャーシューはなかなか食べられないと思うので、ぜひこちらに来て食べてもらえればと思います
みんなが来やすい場所に
営業を始めて5カ月。すでに口コミで評判が広がり、常連のお客さんがついています。
地元の常連客:
近くでおいしいラーメンが食べられるのはとても嬉しいです
別の常連客:
オープン空間でいろんな人が来て新たな出会いもあって、交流の場になっているのがすごくいいです
「親子ラーメンよや」のこれからについて、3人の目標を聞きました。
長男 慧さん:
まずおいしく作るのはもちろんですが、みんなが来やすいような場所を作りたいです
次男 鷹広さん:
もっとおいしさを追求していきたいです
父 文泰さん:
河津をはじめ下田や天城にも出店しているので、多くの人にラーメンを提供できるようになりたいです
メニューはその日のお楽しみ。みその他に、しょうゆ、塩、トマトラーメンが味わえます。河津町での営業は毎週金曜日のみとなります。
ラーメンと親子の絆に、心も体もあたたまるホットスポットでした。
【画像】記事中に掲載していない画像もいっぱい! この記事のギャラリーページへ
■店名 親子ラーメン よや
■住所 静岡県河津町笹原72-12(河津桜観光交流館駐車場)
■営業時間 17:00~21:30L.O.(売り切れ次第終了)
■営業日 金
■問合せ 090-2818-2688
【もっと見る! ラーメンの記事】