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創業96年。現在は4代目が“のれん”を守るそばの老舗「金時」で、静岡・富士市産のほうじ茶を使ったそばを食べてみませんか。打つときも、ほうじ茶の香りが広がるそうです。
JR富士駅から県道175号を北上。約200m先、左手に金時があります。
1番人気はかつ丼をアレンジした逸品
看板メニューは「かつ皿」。ご飯の上にキャベツとロースかつ、その上に、そばつゆをきかせたタマゴダレをかけた唯一無二のメニューです。
富士市の特産品を練り込んだそば
金時の店主の“自画自賛グルメ”は「富士のほうじ茶そば」。
富士市がブランド化した「ほうじ茶」をパウダー状にして練り込んだご当地そばです。
小麦粉とそば粉の割合を三七にし、小麦粉の量を多くすることでのど越しを良くしています。
ゆで上がった麺は、3℃近くまで冷やした水で素早くしめます。
これで強いコシが生まれ、 ほうじ茶の香りが広がるそばに仕上がります。
ほうじ茶塩をかけて食べると、香りが一層広がります。
粗めの塩とほうじ茶パウダーを混ぜて、均一の大きさになるようにしているので、そばとの絡みも良し。
創業当時から少し甘めにしているツユは、専門店から仕入れるカツオ節、本節、宗田節、枯サバ節の4種類からだしを取っています。
試行錯誤を繰り返し、味も風味も納得の逸品が完成しました。
食べるときはもちろん、そばを打つ時もほうじ茶の香りが広がると4代目店主・時田大嗣さんは言います。
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一番人気の「かつ皿」は、ミニサイズやちょい盛りもあります。秋の味覚・新そばとセットでぜひ!
■店名 金時
■住所 静岡県富士市本町7-18
■電話 0545-61-0205
■営業時間 11:00~14:30
17:00~24:00※日は~21:00
■定休 木
※この記事は2023年10月14日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。
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