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個性派の6店舗が集結した、富士山が見える“横丁”が静岡・富士宮市に4月にオープン。富士宮の食文化を反映した鶏レバーや、具だくさんピザまで、食べ歩きができそうです。
静岡・富士宮市の富士山本宮浅間大社を北にまっすぐ進んだところにあるのが、4月にオープンした食のテーマパーク「富士山横丁」です。
店内をのぞいてみると、“横丁感”がたまらない!
富士山横丁・佐野貴大 代表:
富士宮市に活気がある場所をつくりたくて、6店舗が集合する富士山横丁をつくりました
1階には、5つの飲食店が軒を連ねており、一度の来店でいろいろなお店の料理を楽しむことができるんです。
そして、2階へのぼると雰囲気ががらっと変わって、高級感あふれるイタリアンレストアンが1フロア。
奥のテラスからは雄大な富士山をのぞむことができます。
「名店をそろえました」と豪語する、代表の佐野さん。粒ぞろいの中からイチオシをご紹介します。
ブランド豚の串盛りがオススメ
まずは1階、入口を入ってすぐ右手の串焼きのお店「やきとん・串焼き やまみち」。
イチオシは、富士宮のブランド豚「LYB豚」のおまかせ串盛り5本。
この日は、左からハツ、ガツ、カシラ、レバー、そしてチーズつくね。中でも仕込みからこだわったレバーは特に絶品なんです。
魚料理の店で「鶏レバー」
次は「創作魚料理 海樹」。その日の旬な海鮮を楽しめる人気店ですが、最近提供を始めたというのが、「低温調理の鶏レバー(700円)」です。
魚料理店なのに意外ですが、富士宮市には鶏を食べる文化が根付いていて、お客さんからの要望が特に多かったのが鶏レバーだったんだそう。
徹底した温度管理のもと、柔らかさそのままに仕上げた至極の逸品です。
ピザの名前の由来がおもしろい
続いて2階のイタリアン「タグーチェ フィアマ」のイチオシ、「ピザ・マエストロイトガ(2200円)」。
店長の田口さんに味の特徴を聞いてみました。
タグーチェ フィアマ・田口忠幸 店長:
具だくさんのピザですがしつこくならないように、つまみにもなる、食事にもなるよう考慮して作ったピザです。トマトソースがベースに、ゴルゴンゾーラチーズ、バジル、生ハム、サラミが入っています
メニュー名からは何が入っているかわからないので、好奇心がある人が頼むんだそうです。
さて、「イトガ」とはなんなのかというと、開発者の名前が糸賀圭さん(ピザ担当)だからでした。
そういえば、お店の名前も田口さんだからタグーチェなんです。
味には自信あり! 個性豊かな「富士山横丁」でした。
■施設名 富士山横丁
■住所 富士宮市三園平212
■営業時間 11:00~15:00 17:30~23:00
※休日は17:00~
■定休 なし ※店舗ごとに休みあり