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静岡市の中心街からそう離れていない場所に、おいしい地下水が飲めるスポットがありました。場所は信用金庫の駐車場。地元の人たちが続々と訪れています。
テレビ静岡の蓮見直樹アナウンサーが静岡県内の街道をぶらり歩くシリーズ「街道ウォーカー」。今回は静岡市葵区の「土手通り」にお邪魔しました。
【土手通り】~2~ なんと290円の激安ノリ弁当「わお!!」その名の通り、かつてこの場所には安倍川の水害から駿府の町を守るための土手があったそうです。そんな歴史を感じる通りで、ディープなお出かけスポットを探します。
信用金庫の駐車場に「蛇口」
かつては安倍川の扇状地にあり、清らかな水が流れていたことから、刀剣を磨く研師が多く住んでいたという「研屋町(とぎやちょう)」。
そんな水が自慢の町にある静清信用金庫の駐車場で見つけたのは「研屋町の井戸水」です。
蓮見アナ:
信用金庫の敷地内ですけど、水道の蛇口のようなものがあります。「ご自由にご利用お持ち帰り下さい」と書かれています
誰でも自由に水を汲むことができるそうです。
しょうゆ蔵元の井戸を受け継ぐ
この場所には、昭和の中頃までしょうゆの蔵元があったそうです。
それから長い間、井戸は閉じられていましたが、静清信用金庫が受け継ぎ、10年ほど前から自由に使えるようにしています。
撮影中にも地元の人が続々と汲みに訪れていました。
地下45mからくみ上げているため、水温は1年を通して15℃前後をキープ。
夏は冷たく、冬は少し温かく飲むことができます。
研屋町の井戸水は、ロケ中も水を汲みに来る方がたくさんいて、地域の皆さんの生活に欠かせない水になっている事がよく分かりました。
暑い夏でも程よく冷たくて、そのままおいしく飲めます。勢いよく出るので、大きなタンクやボトルが必須です!
■利用時間 8:00~17:00(平日のみ利用可)
■住所 静岡市葵区研屋町27 (静清信用金庫研屋町支店)