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8月19日に放送した「ただいま!テレビ」のコーナー「しずおか裏表さんぽ」。舞台は柿田川湧水で知られる清水町です。この地には、地元の人でもあまり知らない“幻の城”がありました。
武田軍の侵攻で壊滅 再建されるも廃城に
室町時代、現在の柿田川公園(清水町)がある場所に実在したとの記録が残る「泉頭(いずみがしら)城」。

この泉頭城の歴史について詳しいと観光案内所で紹介してもらったのが、町内にある中華料理「紅龍」の店主・鈴木晟尅さん(83)です。

鈴木さんによると、泉頭城は北条氏康が築城した平城。
武田軍の侵攻により一度は壊滅したものの、北条氏政の手で再建されたといいます。
しかし、豊臣秀吉の小田原征伐によって北条氏が滅亡すると、泉頭城も廃城になったとされています。

その後、この一帯を治めるようになったのが徳川家康。
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実は家康の“隠居先”になるはずだった!?
鈴木さんが文献を調べたところ、1615年に大坂夏の陣が終わって豊臣家が滅びた後、泉頭城を徳川家康の隠居の地とするとの記載が残っているそうで、静岡県が情報を発信するWEBメディア「しずおかWELL-BE+」にも、「『駿府記』によると、1615年11月29日に三島近辺に隠居所を探すよう部下に命じており、12月15日に三島に立ち寄った際には泉頭の土地柄を気に入り、ここへの隠居を決めたとする記述がある」と紹介しています。
しかし、この計画は一転して中止に。当地での隠居生活は幻に終わり、泉頭城が再び築城されることはありませんでした。
もし、家康の隠居が実現していたら、清水町の歴史も大きく変わっていたかもしれません。
そんな泉頭城の歴史を今に伝えているのが鈴木さん。泉頭城について詳しく話を聞きたい人は、ぜひ「紅龍」を訪れてみてはいかがでしょうか。
紅龍で味わう絶品エビチリ
ちなみに、創業から半世紀あまりの「紅龍」が誇る絶品ランチの1つが「エビチリ定食」(1,100円)。

大ぶりのエビを使ったエビチリに、ミニサイズのあんかけかた焼きそばが付いていて、食べ応えがあります。

店主の妻・みさ子さんも「これ(エビチリ)で53年もっています」と胸を張る一品です。
店舗概要
■店名:紅龍
■住所:清水町新宿33-3
■定休:月・火・水
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