静岡市

【清水区・すぎやま】 “阿波尾鶏”のうま味と甘み 超高級サンショウが香る極上のラーメン

「すぎやま」は2023年に静岡の中心街から住宅街へ移転オープンした人気ラーメン店です。厳選した地鶏のだしに、仕上げにかけるサンショウが香り高い、極上のラーメンが自慢です。

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常連客が通い続ける人気店

静岡市清水区高橋にある「すぎやま」。

2023年に静岡の中心街から、JR清水駅から車で約10分の住宅街へ移転オープンしました。

すぎやまの外観
すぎやま(静岡市清水区高橋)

通い続ける常連客も多く、連日賑わっている人気ラーメン店です。

店内はスタイリッシュなイメージで、カウンター席がメインです。

店内の様子

醤油味玉入りラーメン(1250円)」は特に人気のメニューです。

コク深い味わいが楽しめると評判です。

醤油味玉ラーメン(1250円)

極上の香りを放つ特別な一杯

自慢のメニューは「山椒そば(1100円)」。2025年11月末までの期間限定メニューです。

第一印象は「美しい」。澄んだスープがキラキラ輝いています。

厳選した地鶏をふんだんに使ったスープに、白髪ネギ、メンマ、細切りチャーシューをトッピング。

山椒そば(1100円)

特注の細麺を合わせ、仕上げに超高級なサンショウをかけて極上の香りを演出しています。

まずは、澄んだスープから味わってみます。

サンショウ香る澄んだスープ

豊かで味わい深く、すっといい香りが抜けていきます。サンショウの爽やかな香りがスープと絶妙に調和し、いろいろなうま味も感じます。

時間をかけて炊く“阿波尾鶏”のスープ

スープに使う地鶏にもこだわりがあります。

すぎやま 店主・杉山秀興さん:
“阿波尾鶏(あわおどり)”という徳島県の地鶏をたっぷり使い、魚介やゲンコツなども入れています。阿波尾鶏のうま味だけでなく甘みが出るように工夫しています

阿波尾鶏・魚介・豚ゲンコツなどを7時間炊いた清湯スープです。

徳島県産の地鶏、阿波尾鶏・魚介・豚ゲンコツなどを7時間炊いた清湯スープ

こだわりのスープは炊いた後、4日間冷蔵庫で寝かせることで味が落ち着き、鶏のうま味や甘みが格段にアップ。

手間暇かけて作られることで、豊かなスープに仕上がるんです。

スープは冷蔵庫で4日間寝かせる

石臼で丁寧にひく高級サンショウ

仕上げにかけるサンショウの上品な優しい香りが格別です。

すぎやま・杉山秀興さん:
国産のすごくいいサンショウを使っていて、雑味のないように臼で熱も入れずに挽いてるので、香りが一般的なサンショウと比べると全く違うと思います。小さなスプーン一杯で400〜500円ほどのものです

サンショウ特有の豊かな香りと若緑色を損なわないように、石臼でじっくり丁寧にひいています。

国内産石臼挽き粉山椒

昆布茶を加えた特注麺と美しいトッピング

麺は喉越しがよくてスープによく絡み、麺自体にもうま味を感じます。

すぎやま・杉山秀興さん:
北海道の小麦粉を3種類使用していて、昆布茶をちょっとだけ足しています。スープと交わることで甘みが増します

北海道産の3種類の小麦粉に昆布茶を加えた麺

トッピングも忘れてはいけません。

白髪ネギはシャキシャキ食感で、チャーシューは甘みを感じます。

チャーシューからもいろいろなうま味がじゅわじゅわっと出てきます。

トッピングの細切チャーシューと白髪ネギ

すぎやま・杉山秀興さん:
バラ肉を塩ダレに一晩漬けて、6〜7時間かけて低温調理しています。ある程度火が通って、うま味を逃がさない温度を研究しました

チャーシューにも、店主のこだわりが感じられました。

塩ダレに漬けた豚バラ肉を6~7時間低温調理

最後までサンショウの香りを楽しめる極上の一杯です。

すぎやま・杉山秀興さん:
香りを楽しんでもらいたいので春と秋限定で提供しています。サンショウは春は緑の実、秋は赤い実をつけます。ラーメンでもその季節感を味わってもらいたくて、春と秋2シーズン限定でやっています

1年の中で2回楽しめるというワクワク感がある一杯でした。極上の香りを堪能してください。

■店名 すぎやま
■住所 静岡市清水区高橋4-18-47
■電話 054-368-5533
■営業時間 11:00~14:50
■定休 火・第4月
■駐車場 8台

※この記事は2025年10月4日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。

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