でかける

【清水区・龍華寺】よく見たら飼いネコ!もいる天井画 絶景スポットが待っている寺

辰年にちなんで龍の名が付くお寺を訪問。静岡市清水区の「龍華寺」は、かなり個性的な天井画や、静岡らしい絶景がある、見どころいっぱいの裏スポットでした。

表通りから一本裏へ入れば、そこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットを巡る「しずおか裏表さんぽ」。干支の辰にちなんだ裏スポットを散歩します。

天井画が龍とか・・・なんでもアリ!

日本平のふもと、清水区の龍華寺(りゅうげじ)にやってきました。

「開運門」と「厄除け門」がありますが、「厄除け門」が入口になっているので、そちらから入りましょう。

龍華寺は1670年に家康公の側室「お万の方」の菩提(ぼだい)を弔うために創建された由緒あるお寺です。

龍華寺 第21代・小倉規敬 住職:
富士山の眺めのいいお寺ということで山号が観富山といいます

富士山の眺めは後ほど絶景スポットをご紹介するとして、まずは龍華寺の辰スポットに行きます。

祖師堂の天井は、龍華寺の龍にちなんでいろいろな龍の絵で飾られていました。すべて漆を使った蒔絵(まきえ)です。その数180枚。

龍の絵だけではありません。清水区ならでは、サッカーボールをける風神雷神の絵もあったり、ネコの絵もあったり。

ネコの絵は2003年当時にお寺で飼っていたアメリカンショートヘアの「ドレミちゃん」なんだそうです。

わりとなんでもアリです。

龍華寺 第21代・小倉規敬 住職:
清水港は最近インバウンドで外国の方が入ってくるので、みんな喜んでくれます

歴史上の2人にゆかり

次に本堂にやってきました。江戸中期に建てられた本堂は築約250年。

かやぶきの屋根で20年に1回ぐらい葺き替え作業があります。

この歴史ある龍華寺、ある2人の歴史に名を残す人物とゆかりがあるんです。

1人目は徳川家康公の側室・お万の方。菩提を弔う寺ということで1670年に建てられました。

2人目は113代東山天皇です。寺の本堂に掲げられている寺院名の額「勅額」を書き、龍華寺と命名されました。

額をよく見ると菊の御紋が入っています。

そのゆかりから、昭和天皇や皇太子時代の今の天皇陛下など、皇族方がたびたび訪れているそうです。

日本一のソテツを鑑賞

庭に出てみましょう。まず目に飛び込んで来るのは巨大なソテツです。「龍華寺の大蘇鉄(そてつ)」は根回りが約7mあり、樹齢は推定1100年。国の天然記念物にも指定されています。

龍華寺 第21代・小倉規敬 住職:
ソテツにはオスとメスがあり、ここに植えられているのは雄株。高さが4.5mあるということで日本一のソテツです。

そのソテツを抱くように作られた庭は観富園(かんぷえん)です。

家康とお万の方の子で紀伊徳川家の始祖、徳川頼宜によって造られた庭園です。

龍華寺 第21代・小倉規敬 住職:
石が縦に並べられている所があります。あの石のことを「須弥山石(しゅみせんせき)」と言って、仏教の聖なる山を表しています。実際にはヒマラヤのことです。山の上から仏様が見守ってくれているという形式で造園されています

須弥山石の隣には樹齢800年の「槙柏(しんぱく)」と呼ばれる、幹がねじれた木が。

エネルギーの木と言われ、パワースポットとして幹に触ることもできます。

最後は息を切らせて絶景スポット

実はこの庭、上から眺めてこその仕掛けがあります。

富士山はかやぶき屋根、駿河湾は池、松林は三保松原と、遠くの景色が縮図として庭に投影されているんです。

さらに裏山を3分ほど登っていくと、この景色を実際に見られる場所があります。

三保松原、清水港、その先にそびえる霊峰富士。庭園の景色をそのまま一望することができます。

【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ

少し息は切れますが、裏山の絶景スポットは寺を訪れたら外せません!

■施設名 龍華寺
■住所 静岡市清水区村松2085 
■拝観時間 8:30~16:30
■定休 なし
■拝観料 大人400円 子供200円

【もっと見る! 注目の神社仏閣】

アバター画像
静岡のみなさん、おかえりなさい。月~金、夕方4時50分から放送中!静岡県内のニュースや話題のスポット、気になる明日の天気まで、余すところなくお伝えしています。
  • BLOG