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「日本の春は浜名湖から」すてきな花スポット3選【湖西市】

気温もぐっと上がり、春の訪れを感じるように。浜名湖周辺では「浜名湖花フェスタ」が開催されています。今回は浜名湖の西側、静岡・湖西市の花のスポットをご紹介します。

淡い赤紫色の美しい花が咲くミヤマツツジ

 湖西市内にある正太寺の裏山には、約600株のミヤマツツジがあり、見頃を迎えると裏山一面が淡い赤紫色に彩られます。

そして、裏山を少し登るとミヤマツツジとともに浜名湖の絶景を望むことができます。ミヤマツツジの見頃は3月下旬から4月中旬頃です。

立ち寄りポイント

正太寺の裏山には「宇津山城跡」があることでも有名です。

宇津山城跡は、浜名湖に突き出た半島状の土地の山上に築かれた山城。今川方にとって、この地は遠江と三河の国境に位置していることから、徳川家康の遠江侵攻を食い止めるうえで重要な防衛拠点だったようです。

現在は「宇津山城跡散策コース」が整備されています。ミヤマツツジの鑑賞と併せて、散策してみてはいかがでしょうか。

■施設名 正太寺
■住所 湖西市入出800
■駐車場 あり

【もっと詳しくみる 】正太寺の紹介ページ(湖西・新居観光協会ウェブサイト)

境内に咲き乱れる数百本の桜

湖西市内にある本興寺では、3月下旬から4月上旬にかけて、数百本の桜が見頃を迎えます。境内には公園もあり、桜が見頃になると多くの人が花見に訪れるお花見スポットです。

ほかにも天文21年に建立され、国の重要文化財に指定されている本堂や、小堀遠州作と言われ、北原白秋が魅せられたという庭園も見どころのひとつです。

■施設名 本興寺
■住所 湖西市鷲津384
■駐車場 あり

【もっと詳しくみる】本興寺の紹介ページ(湖西・新居観光協会ウェブサイト)

静岡県指定天然記念物 トキワマンサク北限群生地

国内で3カ所でしか自生をしていない群生地の一つで、静岡県の天然記念物に指定されています。

開花期には白くて細いリボンのような花弁が株全体を覆うように咲ます。この花が良く咲く年は豊年になるといわれています。

トキワマンサクの見頃は、4月中旬から4月下旬頃です。 湖西市公式ウェブサイトでは、開花状況を随時更新しています。

■住所 神座集落センター(神座116-1)から徒歩7分
■駐車場 約15台

【もっと詳しくみる】トキワマンサク北限群生地の紹介ページ(湖西市ウェブサイト)

お花のあとは名物を味わって  

浜名湖地域では「日本の春は浜名湖から」というキャッチフレーズで、毎年、浜名湖花フェスタが開催されています。2023年も3月21日から開幕しました。

【もっと詳しくみる】浜名湖花フェスタ2023

ミヤマツツジからはじまり、桜、トキワマンサクと3月から4月にかけて、すてきな花たちが見頃を迎えます。

お花を観賞したあとは、浜名湖うなぎやシラスといった湖西市の名産品を食べて、家康ゆかりの地「新居関所」を散歩してみてはいかがでしょうか。

文/湖西市

静岡県の最西端、愛知県との境に位置する湖西市。緑豊かでトレッキング・コースとしても親しまれている湖西連峰、はるか水平線をのぞむ大海原・太平洋、そして美しい水をたたえた汽水湖・浜名湖に囲まれた、自然豊かで温暖な気候の美しいまちです。