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浜松市北区の三ヶ日地区で、ブランド牛「三ヶ日牛」のご当地バーガーが大集合するグルメイベントが開かれます。開催のきっかけは、ある地元中学生の三ヶ日牛バーガーをどうしても食べたい!という情熱でした。
三ヶ日牛バーガー7種が集合
10月7日に浜松市北区の三ヶ日協働センターで「三ヶ日牛バーガーフェス2023」が開催されます。
「三ヶ日牛バーガー」は三ヶ日牛や三ヶ日みかんなど三ヶ日産のものをメインに使ったハンバーガーです。三ヶ日牛は三ヶ日みかんが入ったエサを食べ、牛のフンが三ヶ日みかんの肥料になるサステナブルな牛です。
三ヶ日牛バーガーを通して地域の活性化を目指す三ヶ日牛アカデミー認定の6店舗が出店するほか、三ヶ日中学校の「THE三ヶ日牛バーガーチーム」がイベントのために考案した新作を販売します。合計7種のバーガー楽しめるイベントです。
三ヶ日牛バーガーフェスは今回が3回目。2022年は約5000人が来場しました。
さらに人気のキッチンカーなど、合計47店舗が集結。三ヶ日中学校吹奏楽部やサックス奏者・YODAXさんなど音楽アーティストが参加するステージもあります。
三ヶ日中学校の新作バーガーは500円
今回販売される7種の三ヶ日牛バーガーは1個800円~1000円ですが、三ヶ日中学校の生徒でつくる「THE三ヶ日牛バーガーチーム」考案の新作バーガーは500円!
どんなバーガーが登場するのかはイベント当日のお楽しみです。
数量限定なので、中学生の新作バーガーを狙う方は、お早めにイベント会場へ。
中学生の食欲(情熱)から生まれたフェス
三ヶ日牛バーガーフェスのはじまりは今から14年前。三ヶ日地区の、ある小学4年生の男の子が、三ヶ日みかんの里まつりで“三ヶ日牛を使ったバーガー”を食べました。
男の子はそのおいしさに衝撃を受け、その後食べられる店を探しましたが見つかりません。それもそのはず、イベント会場限定の“幻のバーガー”だったのです。
男の子は中学生になり三ヶ日中学校で“三ヶ日牛を使ったバーガー”を自分で再現しようとします。中学3年になると仲間にも声をかけ、5~6人がチームを結成しました。今から10年前のことです。
2014年、中学生たちは幻の三ヶ日牛バーガーを復活させイベントで販売しました。さらに結果を報告書にまとめ、地元の大人たちに三ヶ日牛バーガーの普及を提案しました。
三ヶ日町観光協会の大人達は「地域の活性化になる」と賛同。バーガーフェスを開催することになったそうです。
三ヶ日中学校は授業の一環として三ヶ日牛バーガーに関わり続けており、今回は「THE三ヶ日牛バーガーチーム」として、新作バーガーを企画販売することになりました。
浜松三大グルメの一つに
三ヶ日牛バーガーフェス実行委員会の田中規雄さん(三ヶ日町観光協会 事務局長)は、2023年は中学生から提案を受けてから10年目の節目だと意気込みます。
三ヶ日町観光協会・田中規雄 事務局長:
中学校では先輩から後輩に引き継ぎながら活動を続けています。今回は中学生チーム考案の新しいバーガーが発表されるので、楽しみの一つです。いずれ「浜名湖のウナギ、浜松餃子、三ヶ日牛バーガー」と浜松三大グルメの一つになることを目指しています
三ヶ日牛バーガーには、三ヶ日牛の肉汁と中学生の思いがギッシリとつまっています。奥浜名湖の景色も楽しみながら、週末のおでかけにいかがでしょうか。
■イベント名 三ヶ日牛バーガーフェス2023
■会場 三ケ日協働センター(浜松市北区三ヶ日500-1)
■日時 10月7日(土) 10:00~15:00 ※小雨開催
■入場 無料
■駐車場 有料500台
■問い合わせ 090-7682-8564(三ヶ日町観光協会/三ヶ日牛バーガーフェス実行委員会)
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