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世代も作風も全く異なる2人の作家、秋野不矩と金子富之が描いたアジアの神々。貴重な絵画が一堂に会する貴重な展覧会が、30日まで浜松市天竜区で開かれています。
世代も作風も異なる2人
秋野不矩は現在の浜松市天竜区二俣町で生まれた日本画家です。インドを何度も訪れ、風景や人々、動物を描き続けました。その創作活動は2001年に93歳で亡くなるまで精力的でした。
一方、金子富之は1978年に生まれ、山形県の東北芸術工科大学・大学院で日本画を学びました。ヒンズー教、仏教などの造形美術に触れ、様々な場所でドローイングやスケッチをして、独自の作品を生み出し続けています。
2人の作品が天竜区で出会う
今回の特別展では、この2人の描くアジアの神々を、一度に楽しむことができます。
秋野不矩が描くおおらかで慈愛深い彫像としての神々と、金子富之の描くきらびやかな動物の神々。
どちらも見る人の心を引きつける作品ばかりです。それぞれの個性が光るアジアの神々を、ぜひご覧ください。
■イベント名 特別展「秋野不矩・金子富之が描くアジアの神々」
■展示期間 7月30日(日)まで
■場所 浜松市秋野不矩美術館(浜松市天竜区二俣町二俣130)
■開館時間 9:30~17:00(最終入館 16:30まで)
■休館日 月
■観覧料 一般800円(640円)、大学生・高校生・専門学生500円(400円)、70歳以上400円、 小中学生以下無料
※()内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳をお持ちの方及びその介護者1名は無料
■問い合わせ 053-922-0315(浜松市秋野不矩美術館)
文/浜松市