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“青切符”交付は10日間で11件 今月から導入の自転車の交通反則通告制度 周知されるもルール浸透に課題 対象行為は113種類

自転車の悪質な違反に反則金が科される青切符制度が導入されて、2週間が経ちました。県民のルールへの理解は広まっているのでしょうか?

若山悠介 記者:
あちらの自転車、一時停止の標識を無視して交差点を通過しました。後続の自転車も減速せずに交差点を通過しています。

静岡市駿河区の静岡駅近くの交差点。

本来なら交差点に進入する前に一時停止をする必要がある場所です。

この一時不停止も4月から始まった青切符の対象になります。

交通事故全体では過去5年で2万件あまり減っている一方、自転車の事故はほぼ横ばい。

事故を減らすために導入されたのが自転車の青切符制度です。

警察の指導警告に従わない場合や事故につながる悪質な自転車の利用者には反則金が課されます。

一方、違反となる行為は113種類にも及び、複雑な自転車のルールに戸惑う利用者も少なくありません。

女性:
ハンドルに物をぶら下げてはいけないなど、えー?って思うことがある。(ルールが)書かれたものが欲しい

男性:
どこを走って良い・悪いがものすごくあいまいで、乗っている人間に100%やれといわれても酷

県警 交通企画課・鈴木英文 管理官:
いろいろ問い合わせが多数あり、県民が関心を持っていて(青切符制度の)周知はされていると思うが、実際に指導等を見ると浸透していない部分もあるかなと

清水警察署 交通課・荒巻優太 安全教育係:
自分で勉強していかないと反則金を切られてしまう可能性があり、注意するようにしてください

15日に清水区の高校で開かれていたのは自転車の交通安全教室です。

16歳以上が青切符制度の対象となるため、自転車の交通違反は高校生にとってより身近な問題で、生徒たちも真剣に耳を傾けていました。

女子生徒:
通学路に一時停止の場所が多く、普段あまり見ていなかったので、いま考えると一時停止の場所が多いと思った。それも青切符の対象だと知ったので、今後は気を付けていきたい

男子生徒:
少しの慌てが大きな事故につながるので、講習をこれからの自転車のマナーに生かしていきたい

県警によりますと4月10日までに青切符が交付されたのは11件。

このうち、スマートフォンの使用や注視が10件、もう1件は右側通行をした利用者が警察の指導警告に従わなかったためでした。

また、14日までの2週間で起きた自転車の事故は83件と2025年の同じ時期と比べ12件少なくなっているということです。

制度開始から2週間が経った15日、駿河区の一時停止の標識のある交差点で取材していたところ、通勤・通学時間帯の約40分間に通った自転車は101台。

このうち、交差点の前で止まった自転車は15台でした。

県警 交通企画課・鈴木英文 管理官:
自転車でも交通事故で重大な被害をもたらす。被害者にも加害者にもならないよう交通ルールを理解して、自転車を安全に利用してほしい

悲惨な事故を1件でも減らすため、自転車の利用者にはルールへの理解と共に改めて安全運転を心がける意識が求められています。

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