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【富士・カミレオンカフェ58】知ってる?「紙バンド」 紙とふれ合うカフェ

紙のまち静岡・富士市にあるのはカラフルな紙バンドがそろうカフェ「kamileon café 58(カミレオンカフェ58)」。地元食材のおいしい食事やドリンクと共に、紙とふれ合えるすてきなお店です。

売り場+制作スペース+カフェ

外からもカラフルなバッグが見える

富士市吉原商店街。いろいろなお店が並ぶ一角にカミレオンカフェ58はありました。外からでもわかるくらいにカラフルな紙バンド製品がずらっと並んでいます。

紙バンドは、紙でできた帯状のバンド(紐)のことを言います。富士市では古くから梱包用紙バンドとして作られてきましたが、近年は手芸用として使われます。

切ったり編んだり貼ったりして、コースターやバッグなどを作ることができます。

カミレオンカフェ58の中に一歩入ると、目の前に紙バンド制作ができる大きな作業机があります。紙バンドで作られたすてきな作品たちは購入もできます。

さらに奥に進むとカフェスペースがあります。

カミレオンカフェ58は製紙会社の紺屋製紙が運営する店。もっと紙バンドを知ってほしい、もっと紙のまち富士市を発信したいとお店を始めたそうです。2023年8月で9年目になります。

カフェメニューは地元愛グルメ

カフェだけの利用も大歓迎。店おすすめのメニューは富士市のB級グルメ「つけナポリタン」です。

魚介の旨みがたっぷり入ったムール貝入りのつけだれは絶品。

B級グルメつけナポリタン

イチオシメニューは静岡市のオクシズ・梅ヶ島で作られているチャイシロップを使用したチャイメニュー。

ベースのお茶は「ほうじ茶」か「紅茶」から選べ、アイスもホットも選択できます。スパイスがしっかりきいていて、チャイ好きにはたまらない一品。

ほうじ茶ベースのホットチャイ

ランチタイム限定で、珍しいチャイシロップの炭酸割も注文できます。さっぱりとした飲み心地で食後にピッタリ。ランチのお供にどうぞ!

カミレオンカフェ58・花田 店長:
地元愛が強いので、せっかくだったら富士だけではない静岡の地元のものを使っていきたいと思い、チャイの取扱いを始めました

制作スペースで紙バンドと触れ合う

紙バンド作品の制作は2時間600円(子供300円)で、1ドリンクがついてきます。お店で購入したキットを使って実際に筆者とカメラマンも体験しました。

チャレンジするのは初心者におすすめ、編み方の基礎を学べる「初めての石畳編みコースター(1000円)」と「初めての花結び編みコースター(1530円)」に決定。

紙バンドの編み方にはいくつか種類があります。できあがりの模様が変わるのはもちろん、使う紙バンドの本数や難しさも変わります。

基本の“石畳編み”を学べるコースター

キットをレジに持っていき、作業スペースを使いたい旨を伝えて会計を済ませます。

1ドリンクはコーヒーはもちろん、普通に注文すると1杯500円する抹茶ラテやチャイも注文できてお得です。チャイのいい香りを楽しみながら、ゆっくり制作できます。

コースター制作の所用時間は、スペースが利用できる2時間程度です。

ゆったりとしたBGMが流れる中、黙々と制作

カミレオンカフェ58のスタッフ:
大きなバッグを作ろうと思うとまず材料を切るだけで30〜40分かかることも多いです。扱う紙バンドも長くなってしまい、初心者は途中で諦めてしまう方もいらっしゃいます。最初から材料が切ってあったり、一部制作済だったりする初心者向けキットからはじめ、編み方を覚えてから大きな作品を作ることをおすすめします

キットの中に入っている説明書を見ながらひたすら編んでいきます。ハサミやボンドなどの道具は自由に使えます。

花結び編みで作ったコースター 2時間でここまでできました

編み方がかわからなくなったら、スタッフに聞いて解決。つきっきりで教えてもらうわけではないので、きれいに編めたときは達成感もひとしおです。

編み方を手で覚えたらあとはサクサク編んでいくだけ。覚えるまでに少し手間取り2時間では終わりませんでしたが、家に帰ってプラス1時間弱で完成しました。

花結び編みコースターが完成

不器用でも、わかりやすい説明書きとアドバイスがあるので安心。説明書きにある二次元コードからYouTube動画で説明を見ることもできます。

老若男女に人気の紙バンド

コロナ禍、家で何かを作りたいと、紙バンド手芸を始める人が増えたそうです。

カミレオンカフェ58・花田 店長:
70〜80代の年配の方が多いですが、20〜30代の若い方も増えました。人気が出た要因に、若い方に人気なポップな色の紙バンドが増えたという変化もあったと思います。男性でも弓道の道具入れを制作された方や、精巧な魚を作る作家さんもいます

あたたかい雰囲気の店内

小学1年生くらいからできるキットもあり、夏休みや春休みになると、親子で制作スペースを利用する人も多いそうです。

人気&おすすめ作品は?

かるあみミニバッグ

花田店長によると一番人気なのは小さくて使いやすい「かるあみミニバッグ」。春夏はカゴバッグが人気です。

店頭には思わず手に取りたくなる、かわいいカゴバッグや雑貨が並んでいます。店のスタッフが制作したものもありますが、ベトナムにある工場の職人が作った作品もあるそうです。ベトナムの職人の技術は、群を抜いてすごいとのことでした。

花あかり

富士市岩本山で開催されたイベントに合わせて、紙のまちをアピールしようと制作された紙バンドランタン「花あかり」も人気です。

年末年始には干支制作キットも人気です。プレゼント用に30〜40セット購入して制作スペースで作った人もいたそうです。

季節を感じる色々なキット

店のホームページからも制作キットを購入できるのでぜひチェックしてみてください。新富士駅構内にもカミレオン58新富士店があり、製品を販売しています。

【詳しく見る】カミレオンカフェ58のホームページ

カミレオン58の名前の由来

最後になぜ「カミレオン58」という名前なのか聞きました。

お店を見守るカメレオン

紙バンドはカメレオンのように何にでも変化することができることからその名がついたそうです。「58」もなるほど!と納得する理由がありました。ぜひ立ち寄った際に聞いてみてください。

カメレオンのように変化する紙バンドを楽しめるカミレオンカフェ58。そこには地元愛があふれる、すてきな空間がありました。フラッと立ち寄ってのぞいてみるだけでも大歓迎。富士市の魅力が詰まったカフェを訪れてみてはいかがでしょうか。

文/福島未里 撮影/土井幾美

■店名 kamileon Café 58
■住所 静岡県富士市吉原4-2-2
■営業時間 9:00-18:00
■定休日 水
■駐車場 3台
■電話番号 0545-55-5811

静岡・富士市に移住してきた人と、もともと住んでいた人がつながり、助け合いながら仕事をシェアして働く同志の集まりです。
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