目次
今回の舞台は、静岡・富士市の「富士山しらす街道」。その名の通り、名物のシラスを販売するお店が建ち並ぶ海沿いの通りです。ここでぜいたくなシラス御膳に出会いました。
ここでしか食べられない“朝獲れ釜揚げシラス”
テレビ静岡・蓮見直樹アナウンサーが今回歩いた街道は、田子の浦港から西に続く富士山しらす街道です。
文字通り富士山の眺めがいい街道を歩きながら、お邪魔したのは、大きな看板が目を引く「しらすの八幡」。
販売所の目の前には、シラスの釜揚げ工場があります。
湯気があがっているのを見つけて訪ねてみると、ご主人の深澤正彦さんが、朝水揚げされたばかりのシラスを釜でゆでていました。
田子の浦漁協のシラス漁は、短時間で素早く水揚げできる“一艘曳き”。
一度に獲れる量は少ないですが、シラスを傷つけるリスクが低く、船上ですぐに氷でしめるため鮮度も抜群。
ゆでたてのシラスはふっくら食感、風味もとても豊かです。
3食材×3つの食べ方が豪華
つづいて向かいにある販売所へ。既に販売コーナーの生シラスは売り切れていました。
シラスの八幡・深澤正彦 さん:
生のシラスは午前中で売り切れてしまうので、取り置きの予約をお願いします
そこで食事処へ。蓮見アナウンサーが注文したのは、生シラス・釜揚げシラス・生サクラエビを一度に食べることができる「やはた御膳」です。
蓮見アナ:
(生のシラスを食べて・・・)プリップリの食感と甘みを感じますね
生の素材を楽しみ、ご飯とともに丼で楽しみ、最後におだしをたっぷりかけてお茶漬け風に楽しむという、3つの味わい方が楽しめるぜいたくな御膳です。
ご飯はおかわり自由なので、思う存分シラスを味わうことができます。
深澤正彦 さん:
シラスはたっぷりあるんですが、ごはんがなくなっちゃうんです。それで、おかわり自由にしました
最後はシラスの佃煮とワサビをプラスして、だし茶漬けに。
テーブルにはやはた御膳の食べ方が書かれた案内もあるので、親切です。
その日に水揚げされた生シラスはまさに格別!! 独特の甘味とプリプリ感が忘れられません。「しらすの八幡」では、田子の浦の味を様々なスタイルで提供してくれます。“シラスの百貨店”です!
■店名 しらすの八幡 本店
■住所 富士市鮫島462
■営業時間 8:00〜18:00
※やはた亭(お食事処)は、平日11:00〜14:00、土日祝日10:00〜14:00
■定休日 水