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静岡市葵区の「TRATTORIA(トラットリア) K」は、有名レストランやホテルで経験を積んだシェフが手掛ける本格イタリアンレストラン。静岡県産の銘柄鶏「地養鳥」のグリルが絶品でした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ落ち着いた店内の本格イタリアン

静岡市葵区本通沿いにある「TRATTORIA(トラットリア) K」。
JR静岡駅から車で約8分、最寄りのバス停は静鉄ジャストライン「本通十丁目」です。

店内はテーブル席とカウンター席があります。
有名レストランやホテルで経験を積んだシェフが、地元食材を大切にした料理を提供している、本格イタリアンレストランです。
人気メニューは、「魚介のマリナーラ・自家製ビゴリ(1800円)」。

※ディナーのみ、麺がなくなり次第終了
自家製の「ビゴリ」という種類のパスタを使用し、ピリ辛ソースに魚介がたっぷり入っています。
ディナーのみの提供で、麺がなくなり次第終了となるのでご注意を。
「地養鳥」うま味を引き出すグリル料理
自慢のメニューは「静岡県産地養鳥のグリル 粒マスタードソース(1500円)」。ディナーのみで提供しています。

※ディナーのみ
地養鳥のモモ肉を、皮はパリッと焼き上げ、中はふっくらと仕上げました。
旬野菜を組み合わせた、見た目も華やかな逸品です。
特製粒マスタードソースが添えられていますが、まずはお肉そのものだけで味わうのがおすすめです。

とても柔らかくてジューシー。かむとジュワっとうま味が口に広がります。
トラットリア K 店主・亀谷直行さん:
柔らかいだけではなく肉質もしっかりとしていて、うま味もあり、鶏肉本来のおいしさを味わえます

静岡県産の地養鳥は、木酢液や海藻、茶殻などを配合した飼料で育てられた上質な鶏肉です。
臭みがほとんどなく、甘みやコクがあり、うま味の余韻が堪能できます。

地養鳥の丁寧な火入れと粒マスタードソース
店主の亀谷直行さんに、おいしくなる調理のポイントを教えてもらいました。
まずは多めの油を使って中弱火ぐらいでじっくり皮目を焼き、パリッとさせます。その後、オーブンに入れてゆっくりと火を通します。

最後の仕上げにグリル板で網目をつけて香ばしさを出しています。なかなか手がかかっているんですね。
トラットリア K 店主・亀谷直行さん:
シンプルな料理ですが、この行程を踏むのが一番大事だと思っています
添えられた粒マスタードソースは、フォン・ド・ヴォーに生クリームと粒マスタードでまろやかさを出しました。

地養鳥のおいしさを邪魔しないようにマイルドに仕上げています。
付け合わせの新ジャガイモは、鶏肉と一緒に焼いて鶏肉の脂を移すことでおいしく仕上がります。
素材の良さを余すことなく生かすシェフの腕前を感じます。

自家製パンと合わせて味わうのもおすすめです。
地養鳥の素晴らしさを最大限に引き出した、シェフの腕が光る逸品でした。
■店名 TRATTORIA K
■住所 静岡市葵区本通10-11-1
■営業時間 11:30~14:00 17:30~22:00
※火・金ディナーのみ
■定休 月・木
■問合せ 050-8883-0270
■駐車場 2台
※この記事は2025年5月10日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。
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