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下田市で海に流された中国人女性を千葉県沖で発見 浮き輪に身を委ね…意識鮮明 直線距離で80キロ

救助の様子(提供:横須賀海上保安部)

7月8日午後7時半頃、下田市白浜の海岸で遊泳中に流された20代の中国籍の女性が、10日午前7時48分頃、千葉県南房総市の野島埼沖(野島埼灯台から南南西 約11キロの海上)で漂流しているところを、付近を航行していた貨物船が見つけ、連絡を受けたタンカーの乗組員が海に飛び込み救助されました。

下田海上保安部によると、女性は浮き輪に身体を入れた状態で、横浜市内の病院に運ばれた後、脱水症状があったため点滴処置を受けたものの、意識は鮮明で、命に別条はないということです。

女性が流された海岸から発見された海上までは直線距離で約80キロ離れていて、約36時間漂流していたことになります。

女性が遊泳していた海岸はまだ海開きの前で、7月13日に海水浴場が設置される予定となっていました。

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