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静岡県内有数のスポーツのまち・袋井市の飲食店5店舗で、アスリート向けの「袋井スポーツ飯」が始まりました。一見すると普通のお弁当ですが、どこに“スポーツ要素”があるのか調べました!
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スポーツ栄養士監修「スポーツど真ん中弁当」
サッカーやラグビーなど、さまざまな国際大会が開かれたエコパスタジアムをはじめ、市民が体を動かせる数多くの施設が存在する袋井市。そんな袋井市で4月から始まったのが「袋井スポーツ飯」です。
東名・袋井ICから車で1分。地元の特産品・クラウンメロンを使ったお菓子などを販売する「袋井観光センター」で早速、話を聞いてみました。
袋井観光センターの袋井スポーツ飯は、「スポーツど真ん中弁当(1080円)」です。
見た目はいたって普通のお弁当で、白いご飯に、豊富な種類のおかず。スポーツの要素は一体どこにあるのでしょうか。
袋井観光センター・鈴木治太 社長:
私たちの店ではお弁当として4月から販売しています。スポーツ栄養士に監修していただいたメニューで、一品一品、調理人が丁寧に作っています
袋井スポーツ飯とは、スポーツ栄養士が監修したアスリートのためのメニューのこと。
一見ふつうに見えるお弁当も、たんぱく質が豊富な鶏肉に、ビタミン・ミネラルが含まれたサツマイモなど、栄養バランスに優れています。
お米は袋井産。揚げ物を使わないことで、消化の負担も軽減しています。
つまり、スポーツをする前に、ぴったりなお弁当なんです。
■店名 袋井観光センター
■住所 静岡県袋井市堀越538-1
■営業時間 9:00~17:00
■定休 無休
■問合せ 0538-43-5566
女子アスリート向けでメロン付き!
「mana’s KITCHEN」のスポーツ飯は、地元の特産品・メロンもついた、見た目もかわいい「マナスポ弁当(980円)」です。
鶏のひき肉や野菜がたっぷり入ったガパオライスをはじめ、緑黄色野菜をふんだんに使ったお弁当は、ビタミン豊富。
筋肉づくりだけでなく、持久力アップも期待できるという栄養バランス抜群のお弁当です。
見た目もかわいく、意外と食べ応えもあります。。
テレビ静岡・小倉彩瑛アナウンサー:
甘いタレで、だしが効いていて和風です。ごはんが進みます
mana’s KITCHEN・亀澤愛加さん:
栄養価では高校生の女子アスリート向けのエネルギーです。ボリューミーなのでスポーツ向けかなと思います。特にごはんの量が軽くお茶碗2杯分あるので、多いかなと思います
■店名 mana’s KITCHEN
■住所 静岡県袋井市高尾2524-2
■営業時間 11:30~ 売り切れ次第終了
■定休 土・日・祝日
■問合せ 080-5118-1752
食でもアスリートを応援
他にも、袋井市浅岡の「どんどこあさば」が提供する中高生の男子アスリートに向けた、ボリューミーな「ローストポーク弁当」。
袋井市浅羽の「味の吉」が提供する「遠州袋井牛すじコロッケ定食(1100円)」など、各店舗の工夫をこらしたメニューが楽しめます。
アスリートの体を考えた、栄養満点でおいしい食事がコンセプトの「袋井スポーツ飯」。
この新たなサービスを仕掛けたのが、袋井市スポーツ政策課でした。
袋井市スポーツ政策課・大原浩史さん:
市のプロジェクトとして4月からPRを始め、市内5店舗の飲食店にスポーツ栄養士に監修していただいたメニューを展開してもらっています
袋井スポーツ飯は、市内5つの飲食店で提供。それぞれの店の特色をいかした、体作りにぴったりな食事です。
スポーツ施設は多いのに、それを利用するアスリートを受け入れる環境が整っていなかった袋井市。
スポーツ選手を、食でサポートしようと始まったのが、「袋井スポーツ飯」なんです。
袋井市スポーツ政策課・大原浩史さん:
袋井市は比較的スポーツに親しめる環境が整っているんですが、人が来るとビジネスホテルがどうしても多いので、スポーツをする方に配慮した食事メニューを提供できる環境が整いきっていません
スポーツ施設だけでなく、アスリートの受け入れ環境を食の面からも整えれば、より訪れる人が増えるかもしれません。袋井市は賛同店舗が増えることを期待しているそうです。
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