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海に道が現れたり消えたりする「トンボロ現象」。いつでも見られるわけではありません。静岡・西伊豆町でトンボロが見られるのは、これから9月まで。正確な時間を調べて出かけましょう。
トンボロはどこで見られる
西伊豆町の堂ヶ島には、三四郎島という沖合200mほどのところにある4つの島があります。
この4島それぞれにも名前が付いていて、伝兵衛島・中ノ島・沖ノ瀬島・高島です。
干潮時には一番手前の伝兵衛島まで瀬が現れて、足をぬらさずに歩いて渡ることができるようになります。これを「トンボロ現象」といい、日本でも大変珍しい現象なのです。
トンボロは島まで約200m。最大幅は30mにもなります。
潮見表で見られる日時をチェック
2023年は5月~9月の日中に渡りやすくなる時間があります。
ポイントは潮の満ち引き。潮が引く干潮時間の前後1時間が目安ですが、毎日見られるわけではありません。
ポイント1)潮位が30cm以下だと足をぬらさず渡ることができる
ポイント2)潮位が50cm以下だと渡れるかは微妙な状況
ポイント3)潮位が100cmだとほとんど見られない
できるだけ確実にトンボロを見たい人は、潮見表で日時をチェックしてから出かけましょう。
潮見表は西伊豆町のHPにある堂ヶ島のトンボロから「トンボロパンフレット」を開いてください。
例えば6月14日の午前8時48分前後と、15日の午前9時半前後は渡ることができる可能性が高い時間帯です。
ただし天候によっては渡れないこともあるので、くれぐれも慎重に。また潮が満ちてくる前に岸に戻りましょう。
【潮見表はこちら】西伊豆町役場のHP文/西伊豆町