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和菓子のプロが作る甘味と、プロが入れる自家焙煎コーヒーのカフェが、静岡・焼津市にオープン。昭和の雰囲気が感じられる、レトロなインテリアがたくさん。急須から入れるコーヒーがおしゃれです。
古き良き日本を楽しめるカフェ
2023年3月、焼津市にある和菓子店「かしはる西焼津総本店」の隣にオープンした、かしはる直営の「スイーツカフェ豆治(まめじ)」。
既に多くの人が足を運ぶ人気店になっています。
中に入ると、まるで昭和にタイムスリップしたかのような感覚を覚えます。テーブルや照明、ステンドグラスなど、様々なインテリアや小物までもがレトロでお洒落。
コーヒーは「カフェマコ」のマスター直々に
「うちは和菓子のプロですが、コーヒーに関しては素人なので」と語るのは、かしはるの法月克彦社長です。
そこで、かしはると同じ焼津市にある「caffe maco(カフェマコ)」のマスターが豆治まで出向き、豆治の営業時間中はコーヒーを入れてくれます。
豆治の店内にはコーヒー豆の焙煎機があり、新鮮な豆でコーヒーを入れてくれます。
和菓子とコーヒーの組み合わせは、想像以上に相性が良いので、未体験の方はぜひお試しください。
たっぷり2杯分!夏にぴったりな急須コーヒー
涼しげな見た目が夏にぴったり!氷がたっぷり入ったお椀に、急須に入った熱々のコーヒーを自分で注ぐ「急須コーヒー(990円)」。
急須の中にはたっぷり2杯分、ちょっとしたお茶請けも付いて来ます。
コーヒーの種類は自分の好みで選ぶことができますが、冷やして頂く急須コーヒーには、深煎りが合うそうです。
キンキンに冷えた氷に熱いコーヒーを注ぐと、カランコロンと美しい音を立てて崩れていきます。
涼しげな音に耳を傾けながら、入れたてコーヒーをぜいたくに楽しんでください。
本わらび粉を使用!とろける壺わらび餅
コーヒーのお供に、ちょっとした甘味も楽しみたいところ。暑い季節にオススメなのが、本わらび粉を使用した、「壺わらび餅(660円)」。
自家製の黒蜜か白蜜、どちらかを付けることができます。
今回は黒蜜をチョイスしました。きな粉の香りと黒糖の味わいの相性が抜群。
ひんやりと冷たいわらび餅が、口の中でとろけるおいしさです!
かしはる創業時に使用していた冷蔵庫があったり、黒電話があったり、まるで昭和で時が止まったかのような店内は一見の価値あり。
昭和世代の方には懐かしく、平成以降に生まれた方には新鮮に感じる面白いカフェです。二世代、三世代でお出かけしてみてはどうでしょうか。
■店名 スイーツカフェ豆治
■住所 静岡県焼津市小柳津515-3
■営業時間 10:00~16:00
■定休 火
■問い合わせ 054-628-1100
■駐車場 あり
取材/よれちゃん