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静岡・長泉町の町設キャンプ場がリニューアル。子供の頃に泊まったことがある地元の大学生が体験してみると、たき火にサウナに、大人も楽しめる施設となっていました。
アウトドア体験施設がリニューアル
2020年7月にリニューアルオープンした静岡・長泉町にある「桃沢野外活動センター」。キャンプやバーベキューに加え、いろいろなアウトドア体験ができる、充実した施設に生まれ変わりました。
今回は「1日あれば楽しめるアウトドア」がテーマ。
アウトドア初心者の町内在住大学生が、新設された「たき火」と「サウナ」施設を実際に体験しました。
初心者でもひと味違う料理に 「焚き火フォレスト」
たき火施設「焚き火フォレスト」には炉が設備されていて、炉を囲むように丸太のイスがあります。
炉の中で火が燃えている様子はとても印象的。たき火を使って、食材をアルミホイルで包み焼きにしたり、ダッチオーブンを使ったりすれば、初心者でもバーベキューとは一味違う料理を作って食べることができます。
他にも工夫次第でさまざまなメニューを作れそうです。たき火の楽しみ方はいろいろあり、使う人の個性が出ます。
ぜひ一度、自然の中でたき火を囲み、時が流れる気持ち良さを感じてもらいたいと思います。
焚き火フォレストの使用料は2000円(1炉・4時間・現金のみ)です。
大自然の中、サウナ初体験!
まず必要なのは、水着、サンダル、タオル。
桃沢の「フォレサウナ」でのサウナ体験が、人生初サウナとなりました。扉の向こうは別世界。全身を熱波に襲われながら、一番奥、最上段に陣取ります。そして熱い。
温度計は100℃を示すも、「思ったよりいける」という感覚です。
熱い熱いと思っている間に体が慣れはじめました。体の内から熱が広がっていく感覚。とても心地よい。これがサウナの魅力「その1」です。
桃沢川の水流で“ととのう”
また、キャンプ場に面した桃沢川で水浴びすることもできます。
10分を目処にサウナを後にし、シャワーで汗を流して川へ向かいます。そして着水。11月の桃沢川は鬼の冷たさです。全身を凍てつく刃が襲うが如く、ズキズキと水流が突き刺さります。
これはリフレッシュというより我慢。我慢した先の「ととのう」を味わうためなのです。これぞ魅力「その2」。
限界に達して川を飛び出し、震える体でベンチに向かいます。その最中で体の内から熱が広がっていく感覚。デジャヴ。
ベンチで休憩すると、先ほどの寒さは消え、どんどん温かくなっていきます。体が少し軽くなった感覚。まるでフワフワと浮いているかのよう。この一連を繰り返すことで「ととのう」に到達するそうです。
大自然の中での人生初サウナは、最高のワクワク体験でした。サウナは1日利用券が1000円で、時間内何度でも利用できます。
子供の頃に泊まった「桃沢野外活動センター(桃沢少年自然の家)」が、大人になった自分たちでも楽しめる、こんなにきれいで魅力的な施設になっていることに感動しました。
施設名 | 桃沢野外活動センター(外部リンク) |
住所 | 静岡県駿東郡長泉町元長窪895-108 |
電話 | 055-987-5100 |
予約受付時間 | 8:30~17:00(窓口) 8:30~20:00(電話) |
※この記事は、長泉未来人(町内在住大学生/未来人の扉(外部リンク))が地元の魅力を取材し作成したマガジン「#Nagaism」から再編集しました。取材は2022年11月。