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石油の供給不安は町の景観にも影響 鳥居の修繕工事は資金不足に 塗料の高騰などで当初の見積もりから倍額に膨らむ可能性 募金募る

中東情勢の緊迫化に伴う石油の供給不安。家庭で食べる定番のお菓子、そして、町の景観にも影響が出ています。

若山悠介 記者:
スナック菓子の陳列棚でひときわ目立っているのが、こちらのモノクロのパッケージとなった“かっぱえびせん”です。おなじみの赤いパッケージからモノクロのパッケージになりました

静岡県内を中心に約40店舗を展開するこちらのスーパー。

6月6日から“かっぱえびせん”のモノクロのパッケージも店頭に並び始めました。

買い物客:
味は変わらないと思うけど、慣れ親しんだパッケージがこうなってしまったのはさみしい

買い物客:
やっぱり赤い方がいい。色がついている方が美味しそう。珍しいからとっておく

中東情勢の緊迫化でカルビーは印刷インクなどの調達が不安定化し、商品の安定供給を最優先するため5月下旬から14品をモノクロのパッケージに切り替えています。

また、不二家も7月からカントリーマアムやホームパイのパッケージに使うインクの色の数を抑える予定です。

フードマーケット マム・広報課 田海廣人 課長:
お菓子は子供が見てワクワクするようなものであるべき。まだ商品は少ないですが、仮に何商品も白黒になってしまうと売り場自体がさびしくなるので、できれば避けたい

原油の供給不安の影響は町の景観にも…。

伊藤渚紗 記者:
浅間神社へと続く長い商店街の入口で人々を迎えるのがこの大きな鳥居です。しかし、現在は足場が組まれ、その全貌は見えなくなっています。

77店舗が軒を連ねる静岡浅間通り商店街。

駅から神社へ向かう商店街の入口にそびえ立つ中町赤鳥居は、いま修繕工事が進められています。

73年前の昭和28年に市民の有志によって建立されたこの鳥居。

これまで3回の修繕があり、前回は25年前、費用は自治会や商店街で賄ってきました。

今回も商店街が中心となって進めていますが、実は“見切り発車”だったといいます。

静岡浅間通り商店街振興組合・鈴木達哉 副理事長:
4月の終わりくらいにいま決めてもらえれば、見積もりの金額で作れると値上げなくやってもらえるということで、お金も集まっていませんでしたが、もうお願いしちゃおうと。それで工事が始まることになりました

当初の見積もりは約350万円でしたが、中東情勢の緊迫化による塗料の高騰などで倍の700万円近くに膨れ上がる可能性が業者から示されたといいます。

資金は集まっていないものの、市民からも鳥居の維持を望む声が多く、工事を発注しました。

商店街では店舗に募金箱を設置したり、関係者に寄付を呼び掛けたりしています。

静岡浅間通り商店街振興組合・鈴木達哉 副理事長:
商店街には無くてはならないランドマークみたいなもの。この鳥居に対して思い入れがある人がいたら、少しでも協力願えればありがたい

中東情勢の緊迫化に伴う原油の供給不安。

その影響は様々なところに広がっています。

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