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静岡市葵区にある「魚久」は、もともと清水港にある河岸の市の鮮魚店でしたが、そのノウハウを生かしてオープンした食堂です。おいしい魚料理だけでなく、一般的な食堂にはない“あるもの”にも注目です。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ鮮魚店から食堂へ 変わらぬ笑顔

葵区瀬名川の住宅街、竜爪街道沿いにある「魚久(うおきゅう)」は、もともと清水区の「清水魚市場 河岸の市」で営業していました。
その際に取材をしたことはありましたが、食堂になってから訪問するのは初めてです。
店内に入ると、以前の取材時に対応してくれた天野幸子さんが笑顔で出迎えてくれました。

天野さんに移転した理由を聞いてみました。
魚久・天野幸子さん:
もう歳だからよしとする?という話をしていました
魚久 店主・天野久男さん:
引退しようと思っていたら、いままで送ってくれていたものは送ってもらえるのかなどの問い合わせが多かったのです

年齢を理由に引退しようとしていたところ、常連からのラブコールで、食堂という新しいスタイルでの営業を始めました。
「魚久」の一番人気は、仕入れのノウハウを生かした絶品の「魚久おまかせ海鮮丼(1850円)」。

その日に獲れた新鮮なネタだけをぜいたくに使った一品です。
鮮魚を真空パックで販売
河岸の市での鮮魚スタイルから、食堂へと変貌を遂げた「魚久」。しかし、河岸の市の客のために作った店なので、あるサービスをしていました。

よく見ると、テーブル席の横には大きな商品ケースが置かれています。
中には、サケやサバなど真空パックされたさまざまな魚がありました。魚久で作っています。

河岸の市の客のために開いた店なので、店内で海鮮を楽しめるだけでなく、真空パックでの販売もして持ち帰れるようにしています。また宅配便での発送もしています。
魚久・天野幸子さん:
普通の飲食店ではないと思います。あのとき売っていたサケは、真空にして売っています
鮮魚店ならではの塩焼き定食
商品ケースで販売されているサバはメニューにもあり、定食として提供しているとのこと。
それではと「トロさば塩焼き定食(1350円)」を注文しました。

塩焼きのサバには、レモンとダイコンおろしが添えられています。皮目はキラキラと輝き、見るからにおいしそうです。
ふわふわとした身を箸でほぐし、口に含みます。とても脂が乗っていて、柔らかい食感です。塩味も効いており味が濃く、ご飯が進んでしまいます。

魚久・天野久男さん:
鮮魚店の経験からいいものを選べます。普通の食堂よりはいいかもしれません
鮮魚店としての目利きと仕入れのノウハウが、食堂でも存分に発揮されています。
鮮魚店が開いた食堂「魚久」。天野さんの明るい人柄もあって、河岸の市を離れてもファンに愛され続ける店になりそうです。
■店名 魚久
■住所 静岡市葵区瀬名川3丁目16-6
■営業時間 11:00~14:00
17:00~20:00
■定休 水
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