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「ニノ・ペペローネ」は、40種類以上のパスタメニューを取りそろえるイタリア料理店。パスタは、冷製から温製までさまざまな種類を楽しめます。中でも自慢は、磯のうま味感じる生ウニを使った冷製パスタでした
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ創業37年 実力派のイタリア料理店
静清バイパスの唐瀬ICを下りたら北へ向かってすぐ。葵区岳美にある「nino peperone(ニノ・ペペローネ)」。
創業37年、2回の移転を経て、2023年から現在の場所で営業を始めました。

カウンター席とテーブル席があるカントリー調の店内。
パスタメニューはなんと、40種類以上と豊富です。

「ファルファーレの静岡そだち(1590円)」は、おすすめメニューのひとつ。
静岡県の特選和牛“静岡そだち”を使ったショートパスタです。

磯の香り感じる ぜいたくなウニの冷製パスタ
自慢の一品は「冷製パスタ ウニ(1590円)」。2025年9月末までの期間限定メニューです。
ウニのペーストを使った軽い食感のクリームソースに極細麺を合わせた一皿です。

パスタの上にも生ウニが添えられていて、緑の枝豆が夏らしい雰囲気を醸し出しています。
夏に合わせたさっぱりコクのあるクリームソース
パスタを一口食べると、ソースのクリーミーなうま味が口の中に広がります。
ニノ・ペペローネ 店主・西脇一郎さん:
生クリームと牛乳をバランスよく合わせたもの、そこに2種類のウニのペーストを使用しています。ガーリックオイルやエクストラバージンオリーブオイルを隠し味に入れています

さっぱり爽やかでクリーミーで、しっかりコクも感じるソースです。
ニノ・ペペローネ・西脇一郎さん:
夏なので、クリームは重たくなると清涼感がなくなってしまうので、さらっとしたクリームの中に濃厚なウニの味わいを出すことがポイントです

食べていると最後の方にプチっとした食感を感じます。
パスタソースの中に小さいつぶつぶしたものが入っていました。

ニノ・ペペローネ・西脇一郎さん:
ホウキの実とも言いますが、ホウキギの実を加工した“とんぶり”を使用しています。畑のキャビアとも呼ばれています
プチっと感の正体は“とんぶり”でした。

ソースの濃度が弱いので流れやすくするのを防ぎ、麺とソースの絡みをよくするために使われています。
カッペリーニは氷水でしっかり締める
麺はキレがありシャキッとしていて、歯ごたえもしっかりしています。
ニノ・ペペローネ・西脇一郎さん:
カッペリーニという麺を使用しています。グルテンをしっかり残さないとコシが出ないので、氷水で締めてグルテンを固めておいしく仕上げています

おいしさのポイントは、麺をしっかり締めること。
ゆでた後、氷水で4分間キンキンに締めることで、コシの強さと歯応えの良さが生まれます。

高級食材 生ウニとイミテーションキャビア
ぜいたくにトッピングされた生ウニ。
口に入れるとウニの香りが広がります。

そして、もうひとつ気になる食材が。ウニの上に黒いつぶつぶしたものがトッピングされています。
ニノ・ペペローネ・西脇一郎さん:
イミテーションキャビア、ランプフィッシュの卵です

爽やかなスープに、磯の香りがパンチを加えてくれるような味わいです。
そして大粒の枝豆もアクセントになり、絶品です。

店主の西脇一郎さんによると、この日は一番ウニの冷製パスタが出たとのこと。それほど人気のメニューなのです。
ウニのパスタは温かいものも人気があるそうですが、暑い日は冷製パスタがおすすめです。
ランチ・ディナーともに予約をしてからお出かけください。
■店名 nino peperone(ニノ・ペペローネ)
■住所 静岡市葵区岳美1-7
■営業時間 11:30~14:00 18:00~20:30
■定休 火、第3・4水
■問合せ 090-8557-6927
■駐車場 6台
※この記事は2025年8月23日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。
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