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静岡市葵区の下町、昭和通りの裏道にある「大石精肉店」では、炭火の「やき豚」が人気。さらに最近人気急上昇中なのが、リーズナブルにA5ランクが食べられる「和牛メンチボール」です。
いつも通る表通りから1本裏に入ればそこはまるで別世界。しずおか県民必見の裏スポットを巡ります。今回はレトロなお店と新しいお店が入り混じる、静岡市「昭和通り」周辺を散歩します。
大正6年創業 下町の精肉店
昭和通り周辺は、もともと駿府城の下町。商業的な町が広がっています。
昭和通りと国道1号線との交差点から北側へ向かっていきます。さらに裏道へ入って徒歩3分。
「やき豚」と書かれた赤い看板を発見しました。
常盤公園すぐ近くの「大石精肉店」は、大正時代から100年以上作り続ける伝統の味を提供しています。
店内はさすが精肉店。大きなショーケースにさまざまなお肉が並んでいます。
大石精肉店 専務・大石剛靖さん:
大正6年創業なので、107年目です。下町の青果店や鮮魚店が並んでいた町なんです
一番人気の炭火「やき豚」
一番の人気メニューは「やき豚(もも 100g700円)」です。炭火焼きで作るやき豚も大正から作り続けている伝統の味です。取材中に訪れたお客さんたちも、漏れなくみなさんやき豚を買っていきます。
お肉のうま味がギュッと詰まったやき豚は、炭火の香ばしい香りがします。肉が柔らかく、くどくありません。
大石精肉店 専務・大石剛靖さん:
煮豚ではなく、つるして焼いて余分な脂を落としているからです
最強「和牛メンチボール」
やき豚に加えて最近人気なのが、和牛100%肉汁あふれる「和牛メンチボール」。
和牛メンチボールの値段は1個150円ですが、3個買うと400円で、50円お得です。
ジューシーすぎるほどに流れ出す肉汁&脂。
メンチカツもあるのですが、メンチボールが人気なのには理由がありました。
うま味が強いのは100%和牛だから。しかも大石精肉店ではA5ランクの和牛を一頭買いして使っているんです。
なぜボール状にしたのでしょうか。
大石精肉店 専務・大石剛靖さん:
女性や子供が食べやすいようにボールにしました。和牛の味を知ってもらいたいと思って、少し小さくしてリーズナブルに提供しています
良心的な値段も、お客さんに和牛の味を知ってもらいたいから。A5ランクの和牛を気軽に味わえるチャンスです。ぜひご賞味あれ!
■店名 大石精肉店
■住所 静岡市葵区常磐町2-7-8
■営業時間 8:30~18:00
■定休 水・日・祝
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