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【沼津・光来堂】看板菓子はホワイトチョコ&あんの和洋折衷 12種類のどら焼きも要チェック!

昭和8年創業の老舗「光来堂」は静岡・沼津市の歴史にちなんだお菓子「源氏 双柿」が看板商品です。双柿はホワイトチョコとあんが絶妙な和洋折衷。3代目の代で作った12種類もあるどら焼きも要チェックです。

源頼朝・義経から着想

昭和8年から91年続く「光来堂(こうらいどう)」。入った瞬間に甘い香り。それも和菓子と洋菓子がミックスしたような香りです。

光来堂は、沼津の歴史にちなんだお菓子が有名な和洋菓子の老舗です。

まずは光来堂の看板お菓子「源氏 双柿(170円)」。

和菓子と思いきや、ホワイトチョコでコーティングされていて、あんとチョコがちょうどいい甘さで絶妙です。これぞ1つのお菓子の中に和菓子と洋菓子が混在している“ハイブリッド”。

あんの真ん中には柿のようかんが入っています。

きせ川 光来堂・森田紀さん:
近くに源頼朝と義経が対面した場所があるんです。その時に近くでなっているカキを出したと言われています

光来堂から数分の距離には「対面石」があります。大戦に臨む源頼朝と、それを聞き東北から駆け付けた弟・義経が大きなカキの木の下、久々に再会を果たしたとされる場所です。

その情景をイメージし作られたのが源氏 双柿です。

きせ川 光来堂・森田紀さん:
どこにでもあるおまんじゅうでは面白みがないので、名前を見て食べる時に物語がわかるようなお菓子を作りたいと思いました

3代目のどら焼きは味が12種類

一方で、森田さんの息子、3代目の晃さんの代で作った生クリームのお菓子もあります。

それが「きせ川の生クリームどら焼き 街道いち(200円)」。12種類もの味があります。

チーズ味を食べてみると、中に入っていたのはクリームチーズ。生地も少しホットケーキ風でクリームチーズと相性ばっちりです。

コーヒー味はほろ苦さがあって大人な感じ。

きせ川の生クリームどら焼き 街道いち(コーヒー味)

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先代から脈々と菓子作りの技が受け継がれているのを、お菓子から感じることができました。

■店名 きせ川 光来堂
■住所 静岡県沼津市大岡345-1
■営業時間 09:00~18:00
■定休 月
■問合せ  055-962-3335

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