31日深夜、富士山・須走口を下山中に道に迷った東京都の26歳の男性から「発熱やせきがある」として警察に助けを求める通報がありました。
31日午後11時45分過ぎ、富士山・須走口の砂払い5合目近くを下っていた東京都の男性(26)から「道に迷った。発熱やせきがあり低体温症のおそれがある」と警察に救助を要請する通報がありました。
通報を受け、現場に向かった警察と消防が約2時間後に男性を見つけ一緒に5合目まで下山した後、病院に救急搬送したということです。
男性は左肩を打撲していましたが命に別条はありません。
警察によりますと、男性は会社の同僚26人と31日午後7時頃から山に登り始めたものの体調がすぐれなかったため登頂を断念し、歩いてきた道を引き返しましたが途中で道に迷い、登山ルートから外れた際に足を踏み外して約4メートルの高さから沢に転落したということです。