全国の模型メーカーが集まる日本最大級の展示会・静岡ホビーショーが5月13日に開幕しました。会場には多くの新作が並ぶ一方、石油不足への懸念の声も聞かれました。
会場で懸念する声が挙がっていたのが緊迫化しているイラン情勢の影響です。
静岡模型教材協同組合・青嶋大輔 理事長:
プラモデルの材料となるプラスチック材料は石油由来なので直結している。副資材もパッケージの印刷塗料やポリ袋、すべてにおいてナフサの影響がある
乗物からキャラクターまで幅広いジャンルのアイテムをプラモデル化している静岡県焼津市のハセガワ。
一時、原材料が安定的に入らない状況になっていたといいます。
ハセガワ・長谷川勝人 社長:
ホルムズ海峡を封鎖して原油が日本に入ってこない時点で、プラモデルの材料・PSという樹脂があっという間に市場からなくなった。(なかったのは)1カ月半くらい。私たちも慌てた
いまは向こう3カ月分の原材料を確保できていますが、今後への不安は残っています。
ハセガワ・長谷川勝人 社長:
この先どうなっていくのか全く不透明なので、イラン情勢が朝令暮改的に状況が変わり、どうなるかは見えない状況
また、会場に来ていた関係者からも同様の声が聞かれました。
玩具販売店:
メーカーからの案内が特にないので、販売品の影響はわからないが不安は残る
鉄道会社のグッズ制作担当:
今後いろいろなところで影響があるかなと。原油は絡んでくるので。プラ素材もそうだが
業界全体が不安を抱える中、主催者は「模型の世界首都」として静岡から明るい話題を届けていきたいと意気込みます。
静岡模型教材協同組合・青嶋大輔 理事長:
子供の教育に携わったり、街のプラモニュメントであったり、街づくりのひとつとしてプラモデルを取り入れることを積極的に行っていることを発信し、日本・世界に打って出るコンテンツにできれば
5月17日まで開催される静岡ホビーショーは、15日がモノづくりなどを学ぶ小中学生や高校生の招待日となっています。
