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静岡・沼津市に、珍しいエビが釣れて食べられる施設がオープンしたということで、さっそく調査に向かいました。それは“世界最大級の淡水エビ”を飼育する「沼津シュリンプパーク」。エビ釣りのこつを伝授します!
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ2026年4月オープン! 珍しい「オニテナガエビ」
沼津市に4月5日、「沼津シュリンプパーク」がオープンしました。場所は沼津御用邸記念公園から北へ約500mです。

この施設の目玉は、東南アジア原産の「オニテナガエビ」です。名前のとおり、鬼のように長い手(ハサミ)を持つエビです。
沼津シュリンプパーク・竹川徳雄さん:
非常に大きくなるエビで、淡水の中では世界最大級のエビと言われています

沼津シュリンプパークを運営するアクアハーベストの竹川徳雄社長によると、日本ではほとんど市場に流通しておらず、高級レストランでは1尾1000円以上で食べられるほどの食材です。
甘みの強い身と、通常のエビの3倍もの濃厚なみそが特徴だといいます。

オニテナガエビの釣り堀
施設内には釣り堀エリアがあります。入ってみると、青いシートで覆われた水槽が、いくつか設置されていました。
水槽の底にはたくさんのオニテナガエビがいるのが見えます。

水中カメラに映し出された映像には、縞模様のある胴体に長く伸びたハサミのある青い腕が確認できます。
施設内では、ざっと1500尾の大人のエビ、そして約2000尾の稚エビが飼育されています。

釣り堀では1時間1竿・2000円でオニテナガエビを2尾まで釣ることができ、釣れたエビはその場で食べることができます。
沼津シュリンプパーク・竹川さん:
釣り方としては、エビが見えているのでエサに寄ってくるエビを見つけ、ちょっと手前にエサを垂らして待ちます

エサは豚の心臓・ハツを刻んだもの。雑食のオニテナガエビが特に好んで食べるのだそうです。
にむらあつとリポーター:
動いてるオニテナガエビが何匹かいるので、そこを狙っていきたいと思います
うまく釣るコツは「待つこと」

いざエサを垂らすと、すぐにエビが1匹近づいてきました。
ぐいぐいとエサに食いつく気配を感じたにむらリポーターは、興奮気味に引き上げ始めます。エビがすごく引いている感触があります。

しかし、慌て過ぎだったのか途中で逃げられてしまいました。あえなく失敗です。
沼津シュリンプパーク・竹川さん:
ちょっと早い、もうちょっと我慢
うまく釣るコツはあせらないこと。エサをエビがちゃんと飲み込むまで待つのが大事です。
熱中するにむらリポーターが迎えた5投目。

エサを口に入れたエビを確認しながら、待つこと数十秒。
竹川さんに「ここからが辛抱です。そっといきましょう」と言われ竿を上げると、水の中でエビが必死に抵抗し、その独特の引きが手に伝わってきますが、こらえます。
そして約10分かかって、とうとう1尾目を釣り上げることに成功しました。

コツをつかむとさらに続けて釣り上げることができました。竹川さんからも「上手くなりましたね」と声をかけてもらいます。
にむらあつとリポーター:
魚釣りとはまた違う、エビ独特のグッグッとした動きと引きが、やみつきになりますね

釣りたてのエビを殻ごとバリバリ塩焼きで
釣ったエビは持ち帰りもできますが、今回は焼き台(1基500円)をレンタルし、塩焼きにしてその場で食べます。
網の上に串刺しにされたエビが焼かれると、きれいな赤色に変わっていき、香ばしい香りが漂ってきます。

ある程度の大きさまでは、殻ごと食べることができます。殻はバリバリとした食感がありながらも、食べられる硬さで、その奥にある身はプリップリ。
にむらリポーター:
みそがたっぷりで、殻ごといった方がエビを全部満喫できます

沼津の水産業をエビで再生
竹川さんがこの施設を作ったのは、水産の町・沼津の高齢化が進み後継者がいない場所をなんとかしたいと考えたからでした。
沼津シュリンプパーク・竹川社長:
この場所も元々干物加工をしてた場所ですが、遊休施設になっていました。観光の街でもあるので、体験型の施設があると、観光客ももう少し滞留時間を長くしてもらえます。水産業、エビで再生することができればいいと思いました

釣った喜びそのままに、食すことまでできるシュリンプパーク。オニテナガエビが沼津の新しい名物の一つになっていくかもしれません。
■施設名 沼津シュリンプパーク
■住所 静岡県沼津市下香貫浜田2989-2
■営業時間 10:00~18:00
■定休 月~金※祝日は営業
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