全国で相次ぐクマの目撃情報。山に出かける機会も多くなる中、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。
目撃者:
クマだよ。イノシシじゃない…クマだよ、クマ
車の前を走る体長1mほどのクマ。
5月1日に浜松市浜名区引佐町で撮影された映像です。
目撃者によりますと、クマはそのまま道路わきの神社の草むらに入っていったということです。
被害はなかったものの小学校や住宅もある場所で、猟友会や警察がパトロールするなど警戒しています。
一方、こちらは北海道興部町の山林に出没したクマです。
体長2m、体重は300kgクラスの規格外のヒグマ。
別のカメラには木に背中をこすりつけ、歩き去る姿も映っていました。
また、岩手県や山形県では4月~5月にかけて3件、クマに襲われたとみられる遺体が見つかっています。
全国各地で目撃や被害が相次ぐ中、県内では2026年度、これまでに7件の目撃情報が寄せられていて、県は今後、目撃する機会は増えると考えています。
静岡県 自然保護課・斉藤剛さん:
6月ぐらいになると繁殖シーズン、繁殖期に入ってくる。もう少しすると子グマが親離れする時期になるので、パートナーを探すオスグマや親離れした若いクマが目撃される
その上で、たとえ“低い山”であってもこれからの時期は「山に行くこと」への注意を呼びかけています。
静岡県 自然保護課・斉藤剛さん:
山に行く人、登山や山菜とりで近くの山に入る人は、クマ鈴やラジオをつけて「人がいる」ことをアピールしながら山に入る必要がある
静岡市のアウトドアショップ。
2025年の秋から対策コーナーを設置しています。
モンベル 新静岡店・薮下祐己 店長:
ニュースでも取り上げられていて、この春も問い合わせが増えている。このスプレーは在庫が出て、入荷待ちの状況
また、2026年はこれまで以上に客層の幅も広がっているといいます。
モンベル 新静岡店・薮下祐己 店長:
以前は登山者の問い合わせが多かったけど、今年は仕事で山に入る人や、小学校、登下校の安全のために鈴の問い合わせが増えている
店では山へ行く回数が少ない人のためにクマ撃退スプレーのレンタルもしています。
万が一への備えをアウトドアでの活動前にしてほしいと話します。
モンベル 新静岡店・薮下祐己 店長:
自分が遊びに行く山域にクマが出没するのか情報収集し、対策グッズをしっかり用意して安全にアウトドアを楽しんでもらえたら
クマが活発になる中で自分の身を守るためにも準備しておくことが大切です。
