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【藤枝・れんげじ】朝7時からラーメン 志太系の赤白×温冷で4通りの味 店長から聞いた“通な味変”

静岡・藤枝市にある「ラーメン食堂 れんげじ」を訪問。“朝ラーメン”の看板にひかれて飛び込んだ先に待っていたのは、藤枝ならではの食文化と、こだわりの一杯でした。店長から聞いた“通な味変”もご紹介します。

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蓮華寺池公園の北に発見

藤枝のほぼ中央に位置する蓮華寺池公園。おでかけにピッタリの人気エリアを散策です。池が見える公園東側の道を約200m北へ進んだところで、ふと目を引く看板が現れました。

ラーメン食堂れんげじの外観
ラーメン食堂れんげじ(藤枝市若王子)

「ラーメン」の文字と、営業中を示すのぼり旗。しかもよく見ると、「朝ラーメン」の文字まであります。

店名は「ラーメン食堂 れんげじ」。

ラーメンへの熱意そのままに店へ飛び込むと、快く取材を受けてもらえることになりました。

海野達哉店長

朝7時オープン 藤枝名物の朝ラーメン

店内にはたくさんのテーブル席があり、壁にはメニュー表が掲げられています。

ラーメンは「昔ながらのラーメン」や「志太ブラック」、それに「煮干しラーメン」「カレーラーメン」など種類が豊富。親子丼や中華丼、「普通のカレーライス」や「ラーメン屋のうどん」といったラーメン以外のメニューも充実しています。

壁に掲げられたメニュー札

「営業は7時からです」と話すのは海野達哉店長。さすが藤枝市のラーメン店、朝ラーメンの営業をしています。

店内には朝ラーメン、略して“朝ラー”の説明が貼られていました。

朝ラーの由来を説明するポスター

藤枝はお茶の産地として有名で、お茶の仕事に携わる人々が早朝から働き、その朝食の一翼を担ってきたのが朝ラーメン文化なのだといいます。

藤枝市がある志太地域から「志太系」と言われる朝ラーメン。海野店長が志太系の特徴を説明してくれました。

れんげじ 海野達哉 店長:
朝ラーは基本的にしょう油ラーメンです。魚介類で脂を使っていなくて、あっさりしていてペロリと食べられるものを志太系と呼んでいます

志太系とは?海野店長「魚介系・油不使用・あっさり」

さらに驚いたのは、朝ラーメンの“通”のスタイル。温かいラーメンと冷たいラーメンの2杯を食べるのが通とされています。

赤と白×温と冷の4種類ある朝ラー

「れんげじ」の朝ラーメンは「支那そば」の名称で、しょうゆラーメンです。その中でも「赤」と「白」という2種類を展開しています。

「支那そば」左)温かい赤 右)冷たい白

赤は赤しょうゆ、白は白しょうゆを使った「かえし」が特徴で、温かいラーメンも冷たいラーメンも、それぞれ赤・白が選べます。つまり合計4種類のラインナップとなっています。

赤しょうゆは、まろやかな酸味でマイルドな塩加減。白しょうゆはスッキリした酸味でシャープな塩加減が特徴です。

赤・白を説明した張り紙

4つの中でも人気な組み合わせは、温かい「支那そば 赤」と、冷たい「支那そば 白」。そこで、この2杯をセットで食べてみることにしました。

なお券売機のかえし「赤・白」の表記は小さいので、見逃さずにチェックしてください。

スープ・かえしは朝5時から手作り

支那そば 赤・白」は温かい物が500円、冷たい物が600円ですが、「朝ラーセット」にすると1000円です。

運ばれてきた丼は、かわいらしいサイズが2つ。冷たいラーメンはガラスの入れ物に入っていて涼しげです。

まろやかに甘い温かい赤

支那そば 温かい赤

まずは温かい「支那そば 赤」のスープをひと口。濃いのかと思ったら、まろやかな甘みがあり、朝にふさわしいすっきりとした上品な味わいです。

続いて麺をひと口すすると、スルンと口の中に入ってきます。

平打ち麺

れんげじ 海野達哉 店長:
平打ちの細麺を使っています。スープにしっかり絡んでほしいので、あえて細くしています。すっきりしたものにするために、スープも朝から毎日仕込んでいます

さらにかえしも既製品は使わず、お店で手作り。海野店長は毎朝5時過ぎにはお店に入り、スープとかえしを丁寧に仕込んでいるといいます。

毎朝仕込むスープ

冷たい白の透明感

続いて冷たい「支那そば 白」です。器に入ったスープを見ると、その透き通り方に思わずため息がもれます。

支那そば 白

スープをひと口飲むと、赤とはまた違い甘みはなく、スープそのものの味がダイレクトに伝わってくる、よりすっきりとしたテイストです。

麺も赤とは異なり、平打ちの中太麺を使用。

冷たいラーメンの平打ち中太麺

もちもち感を楽しんでもらいたいという思いから、温と冷で麺の種類を変えているのです。

店長に聞いた“通な食べ方”がある!

海野店長が教えてくれたのが、“通”の食べ方。温かい赤には途中で一味唐辛子をかけるとキリッとし、冷たい白にはサンショウをかけると香りが豊かになるのだとか。

サンショウと一味唐辛子で味変

れんげじ 海野達哉 店長:
温かい赤は食べている途中に一味唐辛子をかけると、もうちょっとキリッとさが増します。冷たい白はサンショウをかけてもらうと、香りでもっと食欲をそそられます

店長に言われた通りにしてみると、それぞれのラーメンが顔を変え、より複雑な味わいになって味変ができました。

冷ラーメン白にはサンショウをかける

セットで食べることで、コクやうま味のバリエーションを存分に楽しめる朝ラーメン。2杯を食べ比べながら通な食べ方も試せば、志太系朝ラーメンの奥深さを体感できそうです。

■店名 ラーメン食堂 れんげじ
■住所 静岡県藤枝市若王子1丁目2-34
■営業時間 平日07:00~10:00
        11:00~14:00
        16:00~20:00
       土日祝07:00~20:00
■定休 木※祝日の場合は営業 翌日休み

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