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みなさんが食べている卵にも旬があるのを知っていますか。静岡市葵区の卵の直売店で、「美黄卵」とその卵を使ったプリンを調査しました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ朝から賑わう美黄卵の直売店
向かったのは新東名・新静岡ICの安倍川を挟んで西側。

「美和街道」沿いにある清水養鶏場の直売店「美黄卵ショップ たまごでしあわせ」。
中に入ってみると卵の自動販売機があります。「美黄卵さくら」はLサイズ10個で350円で販売されていました。

さらに奥には、卵を使ったスイーツ「きみまるプリン(260円)」や「しあわせマドレーヌ(180円)」が売られています。
シフォンケーキ「たまごシフォン(ホール1120円)」は、見るからにふっくらしていておいしそう。

午前8時半の開店から賑わっていることからも、この店の評判の良さがうかがえます。
ズバリ卵の旬はいつですか?
清水養鶏場の2代目、清水茂さんに単刀直入に聞いてみます。ズバリ、卵に旬はあるのでしょうか。
清水養鶏場 2代目・清水茂さん:
ええ、あります。春です

我々が食べるニワトリの卵、その旬は「春」。清水さんによると、ニワトリに限らず鳥類全般で考えると、エサとなる虫がいるときに子育てしやすいので、本能的に卵を春に産むからだそうです。

しかし味の違いがあるのかというと、それは自然の中で産んでいる卵の話。
清水養鶏場・清水茂さん:
うちの養鶏場では1年を通して栄養計算をして、卵をつくっているので、味は変わりません
清水養鶏場は1945年創業。茂さんはその2代目で、農林水産大臣賞など数々の賞を受賞したブランド卵「美黄卵(びおうらん)」の生みの親です。

こだわりの美黄卵を試食
自家製の「美黄卵の温泉卵(6個入り340円)」を試食させてもらいます。
お皿に割って出してみると、まん丸でとてもきれい。温泉卵でこのように盛り上がっている卵は珍しいそうです。

清水養鶏場・清水茂さん:
断面を見てみてください。半熟で、おいしそうな色合いが出ていると思います
にむらあつとリポーター:
卵のうま味がギュッと濃縮していますね。臭みがまったくありません。後味がすっきりしています
清水さんによると、エサや環境や飲み水によって臭みがなくなるそうです。

緑線が一般的な卵
美黄卵の味の分析結果を見てみると、一般的な卵に比べ美黄卵は「コク」と「うま味」が強く、濃厚な味わいで、「雑味が少なく」「後味スッキリ」という結果が出ているんです。
エサに魚粉や海藻を与えたニワトリたち
美黄卵が作られている鶏舎を特別に見せてもらいました。
1列で両側合わせて2000羽がいる鶏舎。ニワトリたちは盛んにエサをついばんでいました。

清水養鶏場・清水茂さん:
一番多いのはトウモロコシですが、味の決め手はカツオ節になるような魚。昆布だしになるような海藻です
特徴的なのは、うま味を出すための「国産魚粉」と「海藻」。全部で20種類ほどの原料を独自に配合しているそうです。

若いニワトリの方が産卵する力が強いため、1年でニワトリを入れ替えているそうです。自家配合飼料でヒヨコを育て、若く健康的なニワトリにこだわるからこそ、「美黄卵」の品質がキープできるんです。
2代目肝いり「きみまるプリン」を試食
創意工夫を経て生まれた「美黄卵」を使ったオリジナル商品のいくつかは、2代目たっての希望で作られたオリジナル商品です。

「きみまるプリン(260円)」はカラメルは別売りになっているので、まずはそのまま食べて素の味を感じてみましょう。
濃厚な卵そのものの味がして、後味はすっきりです。

清水養鶏場・清水茂さん:
黄身が丸ごと入っているので「きみまるプリン」です。美黄卵とてんさい糖、牛乳だけしか入っていません
最初は生クリームを入れて試作しましたが、1gずつ生クリームを減らしていったら、なくてもいいのではという考えに至りました。

カラメルソースは15円で付けられます。卵の味が引き立っておいしいのでお好みで。
みなさんも、鳥たちの卵が一番おいしくなる春に、お気に入りの卵を探してみてください。
■店名 美黄卵ショップ たまごでしあわせ
■住所 静岡市葵区遠藤新田41-3
■営業時間 8:30~17:00
■定休 なし
■問合せ 054-296-0064
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