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静岡・焼津市にある日帰り温泉施設「元湯なかむら館」は、焼津温泉発祥の地といわれています。そのお湯は「浮遊体験」ができるという名湯。3年がかりで開発されたという驚きの商品も調査しました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ温泉総選挙2025で「焼津温泉」が部門1位!
全国から5万人以上が投票し、人気の温泉を決める「温泉総選挙2025」。
温泉と合わせて健康やスポーツへの取り組みを積極的に進めている部門で、「焼津温泉」がなんと全国1位を獲得しました。

焼津温泉は、宿泊施設や日帰り温泉など10カ所以上で楽しむことができます。
中でも最も歴史が古いのが、焼津駅から歩いて4分のところにある「元湯なかむら館」です。
1959年創業 焼津市唯一の源泉かけ流し

落ち着いた雰囲気の外観が目を引く「元湯なかむら館」は、創業1959年。なんと、焼津温泉発祥の地なんです。
館内を案内してくれるのは、元湯なかむら館の社長・植田正樹さん。

2021年のリニューアルを経て、温泉にカフェ、整体ルームやレンタルルームもそなえた複合施設に生まれ変わりました。
リニューアルしてもなお、自慢の温泉は創業当時のまま。焼津市内唯一の「源泉かけ流し」にこだわり続けています。

入浴料は、驚きの大人520円。この金額なら、気軽に立ち寄れますね。
地下1500mから湧き出る名湯で「浮遊体験」
やはり、まずは温泉に入りましょう。にむらあつとリポーターが入浴すると、その心地よさに思わず「最高」と言葉が漏れます。
にむらあつとリポーター:
もう、入った瞬間にお湯のなめらかさがわかります

焼津温泉は、地下約1500mから湧き出ている、塩分濃度が高い天然温泉。海水の半分ぐらいの塩分濃度があるそうです。
また、肌に優しい弱アルカリ性のため、「美肌の湯」ともいわれています。
塩分が皮膚に付着して熱の放出を防ぐため、湯冷めしにくいのが特徴です。冷え性や疲労回復に効果的とされています。

元湯なかむら館・植田正樹社長:
塩分が体に膜を張る感じです。保温効果が高いので、10~15分入っていたらポカポカですよ
その塩分濃度の高さゆえできるのが「浮遊体験」です。足で浴槽の底を軽く蹴ります。そうすると、体がふわりと浮き上がりました。
本当に浮き上がったことに驚き、子供のようにはしゃいでしまいましたが、塩分濃度の高さを実感できます。

この浮遊体験は、他のお客さんの迷惑にならない範囲であれば、誰でも試していいとのこと。塩分濃度の高さを実感してみてください。
焼津グルメを堪能「なかカフェ」
温泉でリフレッシュしたあとは、焼津グルメを堪能します。

施設内の食事処「なかカフェ」では、焼津食材を使った料理を20種類以上展開。どれもおいしそうですが、中でも注目は「マグロカマ スパイス揚げ(1300円)」です。
マグロのカマを食べてみると、その柔らかさやおいしさに驚きです。

にむらあつとリポーター:
身がほろほろですね。とても脂がのっていて柔らかいです
このマグロのカマは、焼津の水産業者から仕入れているそうです。
カマの外側のスパイスもパリッとしています。スパイスの中身を聞いてみると、カレー粉や塩コショウが入っているとのこと。ご飯が進んでしまう味です。

他にも、健康を意識したデリプレートやデザートなど、メニューが充実しています。
3年がかりで完成!「温泉石けん」
温泉を満喫し、食事で満腹になったあと、植田さんが紹介してくれたのは、焼津温泉を使ったお土産。
「温泉石けん(1個950円)」は、2025年12月に販売したばかりで、なかむら館の温泉成分を含んでいます。

この温泉石けん、実は完成までに3年もの歳月がかかりました。東海大学人文学部の教授や当時1年生の学生たちを巻き込み、開発をスタート。
元湯なかむら館・植田社長:
ちょうど学生たちが4年生になり、もう間もなく卒業するところで、なんとか間に合いました

学生たちが卒業する前に完成した温泉石けん。焼津温泉水を豊富に含んでおり、肌に優しく、体だけでなく顔にも使えます。
温泉石けんを泡立ててみると、とてもなめらかな肌触りに驚きました。まるで温泉に入ったかのような、スベスベ肌が期待できます。
実際に植田さんの手も、ハンドモデルのようにきれいでした。

元湯なかむら館・植田社長:
2025年の12月に販売してから2、3カ月ですが、リピーターの方々が結構います
販売開始間もないのに、リピーターが続出している「温泉石けん」、なかむら館の名湯を自宅に持ち帰ることができる便利なお土産でした。
■施設名 焼津温泉 元湯なかむら館
■住所 静岡県焼津市駅北1-14-7
■営業時間 10:00~20:00
■定休 水
■問合せ 054-628-4397
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