目次
伊豆半島の南東部に位置する河津町。河津桜で有名なこの町で今回訪れたのは、河津駅から歩いて1分の場所にある「伊豆海鮮どんぶりや」。海の幸、山の幸に恵まれたこの土地で、驚きの「わさび丼」と出会いました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ駅から徒歩1分の海鮮専門店
河津町は海と山に囲まれ、自然の恵みが豊富な地域。料理も絶品なお店が多く、期待が高まります。
伊豆急行・河津駅のロータリーを出てすぐ西側、徒歩1分で魚の絵が描かれた看板が目に飛び込んできました。

河津町浜にあある「伊豆海鮮どんぶりや」です。
店内は、テーブル席に加え、座敷席があります。アットホームな雰囲気の中、店主の川村朋弘さんが温かく迎えてくれました。

伊豆海鮮どんぶりや 店主・川村朋弘さん:
伊豆周辺の魚を中心に海鮮丼屋です
店内の壁には店を訪れた有名人のサインが。食事を待つまでの間、誰のサインがあるのか見て楽しめそうです。

伊豆といえばキンメ! 絶品の煮魚定食
まず勧めてもらったのは、海鮮丼ではなく「金目鯛の煮魚定食(3278円)」です。
伊豆海鮮どんぶりや 店主・川村朋弘さん:
きょうは寒いので、あったかい方がいいかなと思いまして。伊豆といったらキンメなので、キンメの煮魚の定食です

分厚いキンメの身をひと口頬張ると、ホクホクとした食感がたまりません。身がコロコロっと溶けるような柔らかさで、煮汁の優しい甘みが口の中に広がります。
どんぶりや・川村さん:
今の時期が1年通じても1番いい時期です。寒ければ寒いほど金目は活性化するんです。

キンメは冬に身が引き締まり、脂のりがよくなります。
さらに煮汁には秘密がありました。
どんぶりや・川村さん:
20年ずっと継ぎ足しています。酒を強めに、イメージ的には酒蒸しに近くすると、癖を上手にカバーしてくれます。うまみがやっぱり凝縮していきますから

20年継ぎ足してきた秘伝のタレ。酒を強めに使うことで、魚の癖を抑えながらうまみを凝縮させる職人技が光ります。
河津の名物にしたい! 衝撃の「わさび丼」
さらに、店主がおすすめするメニューが登場しました。
どんぶりや・川村さん:
河津町はワサビの町なんです。ワサビ田がいっぱいあります。それを使った「わさび丼」を名物にしようとしています
気になるけれど、ちょっと怖い響きの「わさび丼(1210円)」。

運ばれてきた丼の中央には、緑色のワサビがドカンと山盛り。周りを囲むのはカツオ節のみという、極めてシンプルな見た目です。
まずはワサビとご飯だけで味わってみます。ひと口食べると、ワサビの辛さと香りが鼻を突き抜けます。
どんぶりや・川村さん:
今の倍ぐらいの量のワサビ、いっちゃった方がいいんじゃないですか

店主のアドバイスに従い、さらにワサビを増量。しょうゆをかけます。
辛さと香りが一気に押し寄せました。しかし、この心地よい刺激がクセになります。
カツオ節がいい緩衝材に、ワサビの辛さをマイルドにしてくれます。シンプルだからこそ、ワサビのおいしさと香りがより引き立つのです。
河津の本ワサビにこだわり
店主の川村さんによると、河津のワサビには特徴があります。

河津のワサビはみずみずしい本ワサビです。だからちょっと粗めにすってから、包丁で叩いています。
これで水っぽくならず、しっかりと風味を残すことができます。

シンプルで潔さが際立つ一品。辛いけれど、確かにおいしい衝撃的な体験でした。
■店名 伊豆海鮮どんぶりや
■住所 静岡県河津町浜163-1
■営業時間 11:00~15:00
17:00~21:00
■定休 不定休
■問合せ 0558-32-0339
【もっと見る! 河津町のグルメ記事】
