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静岡・森町にある「金與食堂」は、森町で70年以上の歴史を持つ本格四川料理店です。看板メニューの「陳マーボー飯」と坦々めんのセットはボリューム満点。常連客の定番メニュー「よだれ鶏」はその名の通りよだれが出るほど絶品でした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ遠州森駅徒歩5分ほど 本格四川料理店
遠州の小京都として知られる森町。今回は、天竜浜名湖鉄道の遠州森駅周辺を散策しています。
森山焼の陶器が有名なので、歩道に森山焼をイメージした絵が施されていました。

遠州森駅から北西へ向かって5分ほど歩くと、インパクトのある看板が見えてきました。
訪れたのは、森町森にある「金與(かねよ)食堂」です。

しかし正面入口は閉まっていました。営業していないのかと思いきや、お店の入口は看板のある正面ではなく裏側にありました。
金與食堂は、森町に店を構えて70年以上。昼時には地元のお客さんで賑わう、本格四川料理のお店です。

陳マーボー飯&ハーフ坦々めん定食がおすすめ
メニューを見てみると、定食はエビチリやチンジャオロースなどのメインにサラダバンバンジーや春巻き、杏仁豆腐なども付いています。
お店の人におすすめメニューを尋ねると、「坦々めん」と「陳マーボー豆腐」とのこと。
その2つのメニューがどちらも楽しめるセットがあるということで「陳マーボー飯&ハーフ坦々めん定食(1700円)」を注文しました。
ハーフ坦々めんは、プラス300円で並盛に変更もできます。

料理を運んできてくれたのは、料理長の金子弘明さんです。
白いコック帽がとてもよく似合っています。

運ばれてきたセットは、麺を並盛りに300円アップしたので、想像以上のボリューム。食べる前からいい香りが食欲をそそります。

※画像の坦々めんは並盛
自家製ラー油が香る担々めん
まずは、担々めんのスープから味わってみます。
一口飲むと、濃いスープが体中に行き届くような感覚です。

続いてスープが絡んだ麺も絶品です。濃すぎない、さっぱり優しい味わいが広がります。
金與食堂・金子弘明料理長:
少しお酢が入っています。それでちょっとあっさり感じるかもしれないです

使用しているラー油にもこだわりがあるそうです。
金與食堂・金子料理長:
ラー油は手作りなので、市販のものとは少し香りが違うと思います。ごまとラー油は相性がいいんです
自家製のラー油とごまの香りが絶妙に絡み合い、担々めんの風味を一層引き立てています。

発酵調味料が決め手の陳マーボー豆腐
セットの陳マーボー飯も、店の看板メニューです。
ご飯の上にたっぷり陳マーボー豆腐が乗っています。一口食べると、熱々で辛味もしっかり感じます。うま味のあるおいしい辛味なので、どんどんご飯が進みます。

金與食堂・金子料理長:
こだわりは、豆板醤と豆鼓(トウチ)という大豆を発酵させた調味料です。それでコクが出ていると思います
豆鼓(浜納豆)は、黒豆に塩・こうじ・酵母などを加えて発酵させたものです。
よく見ると、確かに黒いものが見えました。この発酵調味料がコクを生み出しているんです。

一見ニラのように見える野菜は、葉ニンニクでした。
シャキシャキ食感でいいアクセントにもなっています。葉ニンニクはこの辺りでは、寒い時期になると取れるそうです。

常連客に愛される 四川名物「よだれ鶏」
金與食堂には、もうひとつ隠れた人気メニューがありました。
それが「よだれ鶏(1000円)」です。
四川の有名な作家が「思い出すだけで、よだれが出るほどおいしい」と記したことからこの名が付いたそうです。常連客の定番メニューでもあります。

一口食べると、鶏肉にしっかり脂が乗っていました。
金與食堂・金子料理長:
よだれ鶏は鶏のモモ肉を主に使用します。四川名産のピーナッツやごまは必ず入っています
ネギ・キュウリ・葉物も良いアクセントになっています。

さらに、パクチーも使用していました。パクチーの爽やかな香りが、鶏肉のうま味と絶妙にマッチしていて相性抜群です。
パクチーが苦手な方も、このよだれ鶏をきっかけに、おいしさを発見できるかもしれません。

「陳マーボー飯&ハーフ坦々めん定食」はボリューム満点でどちらも絶品。「よだれ鶏」は、まさに“よだれが出るほどおいしい”という表現がぴったりな一品でした。
70年以上の歴史を持つ金與食堂は、本格的な四川料理を気軽に楽しめるお店として地元の人々に愛され続けています。
■店名 金與食堂
■住所 静岡県森町森1705-4
■営業時間 11:30~14:00 17:30~21:00
■定休 月※月1回連休あり 詳細はインスタグラム参照
■問合せ 0538-85-2325
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