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東海道21番目の宿場町・岡部宿。古き良き街並みが残るこの地で、立派な蔵造りのカフェダイニングを発見しました。外観と内観のギャップに驚きながら、人気メニューと驚きのフルーツサンドを堪能しました。
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いつも見慣れた街並みも裏道を巡れば、そこはまるで別世界。静岡県民も必見の裏スポットをお散歩します。今回は静岡・藤枝市。東海道21番目の宿場町・岡部宿周辺、古き良き街並みの中に点在する隠れたスポットを散策しています。
蔵造りの建物の中は現代的なカフェ
岡部宿にある資料館「大旅籠柏屋」を出ると、敷地内に立派な蔵造りのお店を見つけました。
2020年にオープンした「蔵cafe&dining coconomi(ココノミ)」です。
入口にはスプーンとフォーク、お箸をデザインしたマークがあり、おしゃれな雰囲気です。

中に入ってみると外観とのギャップに驚かされます。
ココノミの店主・横山佑樹さんが笑顔で迎えてくれました。

横山さんがこの店舗に決めた理由も、外観とのギャップだったそうです。
ココノミ 店主・横山佑樹さん:
外観と入った時の「なんだこれ」というギャップがあり、ここかなと思って決めました
店内は余計な装飾などはなく、木の質感を残した柱や立派なはりがすてきで、落ち着いた空間です。

一番人気の豪華ビーフシチューランチ
さっそく、ココノミの一番人気のメニューを味わってみることにしました。
運ばれてきたのは、豪華すぎる「ビーフシチューのランチプレート(2100円)」です。
それにしても、品数の多さにビックリします。

まずはメインのビーフシチューから食べてみます。
お肉がゴロゴロと入ったビーフシチューは、お肉が柔らかく、うま味もしっかりと出ていて絶品です。

毎日少しずつコトコト煮込んでいるので、「正確な煮込み時間は分からない」と横山さん。
その手間暇が味に表れています。ご飯にかけて食べてみましょう。

次は、横山さんおすすめの「季節のフリット(オクラ&イチジク)」を味わいます。
ココノミ・横山佑樹さん:
きょうはオクラとイチジクです。イチジクが人気なので食べてみてください
イチジクをフリットにするというアイデアが新鮮で、ほんのり甘さもあり、塩がいいアクセントになっています。

「クリームチーズいぶりがっこ」もたまりません。
いぶりがっこの食感と、クリームチーズの相性が抜群です。
このプレートひとつで、いろいろな国の食材や新しい食べ方が楽しめました。

焼き芋が入った驚きのフルーツサンド
横山さんが意外なものを持ってきてくれました。それは「焼き芋フルーツサンド(550円)」です。
分厚いサンドには、生クリームとカスタードクリーム、そして焼き芋が挟まれています。
焼き芋は果たしてフルーツなのか、疑問ではありますが見た目はとてもおいしそうです。

「うちがフルーツと言ったらフルーツになる」という横山さんの主張を聞きながら、さっそく味わってみます。
一口食べて確信、これはフルーツです。強いて言うなら和フルーツ、とてもおいしいです。
焼き芋は2時間かけて焼き上げているそうで、ねっとり感が抜群です。生クリーム・カスタードクリーム・焼き芋のそれぞれ違った甘さがいいバランスで楽しめます。

ココノミでは蔵造りの歴史ある空間で、現代的なカフェダイニングのメニューを楽しむことができます。
落ち着いた空間で味わう豪華なランチプレートとユニークなフルーツサンド。岡部宿を訪れた際には、この蔵カフェで特別なひとときをお過ごしください。
■店名 蔵cafe&dining coconomi
■住所 静岡県藤枝市岡部町岡部817 大旅籠柏屋
■営業時間 ランチ11:30~14:00
カフェ14:00~16:30
■定休 月、第2・4火 詳細はインスタグラム
■問合せ 054-667-5220
【詳しく見る】蔵cafe&dining coconomiのインスタグラム
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