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静岡市のときわ通り近くにある、本格的なフランス菓子店「パティスリー ルテニエ」。フランスの伝統菓子にパリの最先端の流行を取り入れたオリジナルのケーキを楽しむことができます。さらに、カフェスペースでしか味わえない、特別なメニューもありました。
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いつも見慣れた街並みも裏道を巡れば、そこはまるで別世界。静岡県民も必見の裏スポットをお散歩します。今回は常盤公園の裏手、国道1号線の川辺町交差点から本通りまでをつなぐ「ときわ通り」を散策しています。
モダンな外観が印象的なフランス菓子店
ときわ通りから少し西へ入ったところに、モダンな外観が印象的なお店を発見しました。
静岡市葵区新通にある「パティスリールテニエ」です。
ガラス張りの入口を開けると、笑顔がすてきな社長のルテニエ紀和子さんが迎えてくれました。

店内には日の光が差し込み、白を基調とした内装から高級感と洗練された雰囲気を感じます。
ショーケースはまるで宝石箱のようで、鮮やかで美しいケーキがきれいに並んでいます。

フランスの伝統とパリ最先端の流行を取り入れたケーキ
ルテニエではフランスの伝統菓子にパリの最先端の流行を取り入れた、オリジナルのケーキを楽しむことができます。
数あるケーキの中で1番人気の商品は、ピンクでかわいい見た目の「ピスタシュ フレーズ(720円)」です。

ピンク色のマカロンの間に、クリームがたっぷりサンドされています。
ルテニエ・ルテニエ紀和子社長:
イチゴのジュレが間に入っていて、クリームはピスタチオをたっぷり使っています
3番人気はドーム状でつるんとしたフォルムの「ゲランデ(650円)」です。

ルテニエ・ルテニエ紀和子社長:
ゲランドというフランスの地名から名前を取ったんです。ゲランドでとれた岩塩を少しだけ使っています
カフェスペースでケーキを堪能
午後1時以降であれば、カフェスペースで食べることもできます。
早速、1番人気の「ピスタシュフレーズ」と、チョコレートのケーキ「グルマン ショコラ」を注文しました。

席で待っていると、紀和子さんの夫でシェフパティシエのリュドヴィックさんがケーキを運んできてくれました。
リュドヴィックさんは、パリの名店「ピエールエルメ」でシェフパティシエを務めていた経験もあるそうです。

チョコレートのケーキ「グルマンショコラ(イートイン価格・795円)」は、層ごとに異なる味わいを楽しめます。
一番上は少し苦みを感じ、真ん中甘めの味わいです。

ルテニエ・ルテニエ リュドヴィックさん:
一番上を除いて、3層あります。下からガトーショコラ、アンクトゥーズショコラ、ババロアーズショコラです
ガトーショコラだけだと重たくなりがちですが、上に滑らかな層があるのでとても食べやすく仕上がっています。
「ピスタシュフレーズ(イートイン価格・733円)」は、なんといってもピスタチオクリームが絶品です。
しっとりしたマカロン生地で、中のクリームもボリュームがあります。
カフェ限定 本格クレープの楽しみ方
ルテニエでは、カフェ限定でフランスならではの一品が楽しめます。
持ち帰りはできず、カフェでだけ味わえる特別なメニューです。

「カフェ限定セット(1700円)」には、クレープとアイス、そしてドリンクが付いています。
せっかくなので2種類注文しました。1つは、「バターと砂糖+いちごアイス」です。
クレープはもっちもちで、砂糖のジャリジャリ感が合わさり絶妙な味わいです。日本でよく見かけるクレープとは違い、お皿の上のクレープをアイスと一緒に食べるスタイルは新鮮です。

もう一つは月替わりの「いちぢくジャム+バニラアイス」です。
クレープに添えるジャムやアイスは、お好みで組み合わせることができます。

フランスには、クレープとガレット専門のレストラン「クレープリー」があるそうです。そこでは、しょっぱいガレットを食べた後に、デザートとして甘いクレープを食べるのが定番となっているそうです。
フランスの伝統と最新のトレンドが融合したケーキと、本場の味わいを再現したクレープ。

リュドヴィックさんに教えてもらったフランス語の「おいしい」=「C’est bon(セボン)」を連発してしまうスイーツ店でした。
■店名 パティスリー ルテニエ
■住所 静岡市葵区新通1-6-24
■営業時間 平日10:00~19:00
土日祝10:00~18:00
※カフェ 13:00~17:30(LO)
■定休 月・火 ※祝日は営業
■問合せ 054-266-6192
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