ナントックムー(1500円)
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【清水区・ラーン・ガパオ】まだ知らないタイ料理に会える店! 豚肉のピリ辛炒め「ナントックムー」

静岡市・清水区にあるタイ料理店「ラーン・ガパオ」。定番のタイ料理はもちろん、日本ではなじみの薄いメニューもあり、豚肉を使ったタイ東北部イサーン地方の郷土料理「ナントックムー」が自慢です。

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本格的なタイ料理が楽しめる

JR草薙駅南口から歩いてすぐのところにある「ラーン・ガパオ」。

軒先のタイ国旗が目印の本格タイ料理店です。

ラーン・ガパオ(静岡市清水区草薙)

店内は、シンプルでカジュアルな雰囲気。

カウンター席と奥にはテーブル席が数席あるシンプルなつくりです。

店内の様子

定番のタイ料理はもちろん、日本ではなじみの薄いメニューも提供しています。

ガイヤーン・ガパオ(1600円)」は人気メニューのひとつ。

ガイヤーンは炭火などで鶏肉を焼いた料理です。

ガイヤーン・ガパオ(1600円)

さらに来店客の要望に合わせて作るリクエストメニューの提供は、この店ならではの特徴です。

絶品「ナントックムー」スパイスが効いた豚肉料理

自慢のメニューはタイの東北部・イサーン地方の伝統料理「ナントックムー(1500円)」。ライスは別料金で400円です。

野菜がたっぷり乗った彩り鮮やかな逸品。

ナントックムー
ナントックムー(1500円)

本場タイでは屋台やレストランでも人気のおかずで、日本風に言うと豚肉のピリ辛炒めです。

スパイスやハーブが効いた辛みと酸味のある味わいが楽しめます。

ナントックムー

食べてみると、パンチのある味わいながらも日本人が好きな味に仕上がっています。

お肉は柔らかく味が染みていてジューシー。

辛みと酸味のバランスがよく、スパイスが結構効いています。

ラーン・ガパオ 店主・髙野晴雄さん:
酸味はレモンを絞り汁をそのまま入れています

左)ラーン・ガパオ シェフ・髙野良登里さん 右) 店主・髙野晴雄さん

辛みには、タイの唐辛子を天日干しして乾燥させ、粉状にした“プリックポン”を使用しています。

日本ではあまり耳なじみのない香辛料ですが、食べると体がポカポカ、発汗作用があります。

タイの香辛料「プリックポン」

味付けにはナンプラーと塩が使われていますが、タイ料理ならではの調味料も入っています。

ラーン・ガパオ・髙野晴雄さん:
カオクアというタイのもち米を炒って粗い粉状にしたタイの調味料を使っています。香ばしさやまろやかさが出て優しい味わいになるんです

タイならではの調味料カオクアは自家製です。

カオクア「もち米を炒って粗い粉状にしたタイの調味料」

爽やかさUP 肉とミントが出会う

食べ進めていくと、爽やかな味わいも感じました。なんと、ミントが使われているんです。

タイでは、お茶やスイーツだけでなく料理でも活躍するミント。

鮮度が大切なので、夏は自家菜園で栽培し、フレッシュなものを使っています。

自家菜園で栽培している静岡産のミント

ミントの爽やかさが肉のうま味と合わさり、マッチしています。肉料理とミントが合うとは驚きでした。

ご飯は白米ではなくタイ産の「ジャスミンライス(400円)」。ジャスミンライスのパラパラ感とお肉のしっとり感、相性抜群です。

お肉を乗せたジャスミンライス

こだわりは厚切り豚肉の調理法

おいしさのポイントは豚肉の調理法。

厚切りの状態で焼き色を付けてから、薄くカットしてもう一度炒めるという手間をかけています。

このひと手間で肉汁を閉じ込め、香ばしさがアップします。

中がまだ赤い豚肉「焼いた厚切りの豚肉を薄く切る」

本格的なタイ料理がリーズナブルに味わえる貴重なお店です。

タイに行かなくても、本場の味わいを日本で楽しむことができます。

駐車場はありません。近隣のコインパーキングをご利用ください。

■店名 ラーン・ガパオ
■住所 静岡市清水区草薙1-2-20-2
■営業時間 11:00~14:00 17:00~21:00
■定休 月
■問合せ 090-4791-4832
■駐車場 なし

※この記事は2025年8月16日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。

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