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浜松市中央区の「みさくぼ」は地元に愛される洋食店で、食パンにグラタンが入ったパングラタンなど、魅力的なメニューがある人気店です。自慢のメニューは見た目もインパクト大の“縦積み”されたハンバーグでした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ創業40年の実力派洋食店

浜松市中央区篠ケ瀬町、東名・浜松ICから車で約10分の場所にある「洋食屋 みさくぼ」。
創業は1983年と、長い歴史を持つ洋食店です。
店内は開放的で温かみがあります。

「にこみハンバーグ パングラタン・ライス付き(2480円)」は、食パンに煮込みハンバーグが入った、見た目のインパクトもあるボリューミーな逸品。
1日10食限定のメニューです。

トマトと新タマネギが“縦積み”ハンバーグ
自慢のメニューは、「ハンバーグ オニオントマト(ライス付き・2080円)」。
ハンバーグの上にゴロッと大きな新タマネギとトマト、そこに赤ワイン仕立てのデミグラスソースをかけた見た目のインパクトも抜群の一皿です。

大きな野菜も気になりますが、まずは主役のハンバーグから。
じゅわじゅわと肉汁が口に広がり、ハンバーグのうま味を強く感じられます。

ハンバーグは牛が7、豚が3の黄金比率で、中挽肉とあら挽肉を混ぜています。
重要なのは牛すじだと、店主の齋藤清治さんは言います。
みさくぼ 店主・齋藤清治さん:
赤身・脂・牛すじなど、いろいろな部位を混ぜて、うま味を出しています。牛すじを混ぜることでコリっとした食感や歯ごたえ、うま味も出てきます。牛すじがないと、みさくぼハンバーグは成り立ちません

ハンバーグに加えるタマネギはあめ色になるまで炒めるのがポイント。
このひと手間で甘みやコクがプラスされ、バランスが取れた一体感のある味になります。

旬の新タマネギの魅力
ハンバーグの上に積まれた大きな野菜にも注目です。
旬の野菜は、加熱することで野菜の甘みが引き立つんです。

特に注目してほしいのは、浜松市の中田島産・新タマネギ。
この時期の新タマネギは特にみずみずしく、中でも遠州のからっ風と水はけのいい砂地で育った中田島産の新タマネギは甘みの強さが特徴です。

口の中でトロトロっと溶けていきます。
加熱すると一般的なタマネギとは全く違う甘みと食感が楽しめます。

たっぷりとかかったソースも絶品です。
昔ながらのソースで、40年以上継ぎ足しで使っているそうです。
みさくぼ 店主・齋藤清治さん:
ソースは鶏ガラ、牛骨でだしをとってます。トマトや新タマネギ、そしてハンバーグの肉汁は全部水分が多いので、それに負けないように濃く仕上げています

うま味の強いハンバーグとみずみずしくて甘みを感じる旬野菜、そしてデミグラスソースの組み合わせは、夏の味覚を存分に楽しめる逸品でした。
紹介したメニュー以外にも、みさくぼではガーリックやトマトベーコンなど個性あふれるハンバーグを楽しむことができます。
■店名 洋食屋みさくぼ
■住所 浜松市中央区篠ヶ瀬町1038
■営業時間 平日11:00~14:00 18:00~20:30
土日11:00~14:00 17:00~20:00
■定休 木・第3日 ※不定休あり
■問合せ 053-463-1231
■駐車場 16台
※この記事は2025年6月14日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。
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