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静岡市が”敬老祝い金”を廃止に…を配布する町内会の負担を考慮 代わりにイベントの補助金を増額へ

静岡市は80歳以上の長寿の市民に現金を贈る敬老祝い金の事業を2026年度に廃止すると明らかにしました。

静岡市ではこれまで「敬老祝い金」として80歳に現金5000円、88歳に1万円を贈っていたほか、100歳に肖像画か地元産の工芸品を贈っています。

市は2026年度分として約1万1600人に対して1億円あまりの事業費を見込んでいましたが、1月24日に難波市長は2026年度からの事業の廃止を決めたと明らかにしました。

理由として長寿化で事業費が膨らんでいることや、対象者に現金を配布する町内会の負担を考慮したと説明し、代わりに地域の敬老イベントの補助金を4400万円増額します。

静岡市・難波喬司 市長:
現金の配布をするのではなく敬老会をもう少し活発にしてもいいのでは。祝い金を廃止する一方で敬老お祝い会のための費用は少しだけ増額した

事業の見直しで6300万円ほどの費用が削減される見込みで、一人暮らしの高齢者の見守りのサービスなどにあてる方針です。

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