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子供はもちろん、大人もワクワクさせるサーカス「ハッピードリームサーカス」が、浜松市中央区で開催中。中でもサーカスの「テント」を見ると胸が高鳴る筆者が、最前列からかぶりついて見た3つの仰天パフォーマンスを紹介します。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへあの“青いテント”を目指せ!
まずは場所の紹介から!
「イオンモール浜松市野」の南側、家電量販店「ケーズデンキ浜松市野店」のすぐ隣です。東名・浜松ICからは車で約10分。
青と白のストライプのテントが2024年末から建っているのを見た人もいるのでは。これぞサーカスという外観に、早くもドキドキ胸が高鳴ります。
車はテントすぐ横の広い駐車場に、無料で止められます。
テントを入る前に目につくのは、「大車輪」(1回500円)の体験アトラクションです。本物の大車輪はこのあと、さらに大きくて迫力満点なパフォーマンスを見ることになります。
すでに親子連れで大賑わい。子供たちがサーカス体験にはしゃいでいました。
テレビ静岡などが主催する「ハッピードリームサーカス浜松公演」は2024年12月から始まり、3月10日まで連日開催しています(水曜休み)。
平日は2公演、土日祝は3公演で、1公演は90分。途中10分の休憩を挟みます。
最前列でかぶりついて見る
さて、いよいよテントの中に入ってきました。直径36m、高さ18mの大テントは臨場感がスゴい。
大げさではなく、観客の頭上をアーティストが舞い翔びます。
一番広い正面はSS指定席で3500円(前売り3000円)。左右にS指定席3000円、一番端っこは自由席2500円(前売り2200円)です。
3歳~中学生は各席1000円安い価格設定でした。
さらに私は最前列のプレミアム指定席4000円(前売り3400円)で鑑賞したので、ものすごい迫力を肌で感じました。
ステージでは目の前でピエロが笑いを誘い、ダンサーが華麗に踊ります。汗や息づかいまでわかるレベルの席なので、画像なんかじゃ伝わらない!
アーティストたちの「生」の迫力を、ぜひ体感してもらいたいのです。
ハッピードリームサーカスとは?
日本ではいろいろなサーカス団が公演をしますが、ハッピードリームサーカスの特徴は“多国籍”で“精鋭チーム”ということ。
コロンビアなど南米の国々や、中国、イランなど世界各国の第一線で活躍するアーティストが集まって結成されたサーカス団なのです。
日本各地を巡って公演を開催していて、浜松での公演は1年半ぶりです。
演目は優美な空中曲芸やジャグリング、バランス芸など10種類以上。さまざまなパフォーマンスを息もつかせず繰り広げます。
公演時間は約90分ですが、本当に「あっという間」。久しぶりに夢のような時間を体験しました。
この記事では筆者が最前列でかぶりついて見た、「これは絶対見逃せない!」という個人的にとっても驚いたパフォーマンスを3つご紹介します。
仰天度 第3位「空中ブランコ」
サーカスと言えば空中ブランコですが、高さ18mの大テントいっぱいに、5人のアーティストたちが飛翔します。
2つのブランコが近づいた、一瞬のタイミング。
一人が空中に飛び出し、もう一人のアーチストの手につながる。少しでもタイミングがズレたら…
さらには飛び手が黒い布で顔を覆い、何も見えないであろう状況で演技に挑みます。
いったいどうやってタイミングを計っているのか? 果たして成功するのか?
空中ブランコこそ、サーカスの華。言うまでもなく、一番の見どころです。
仰天度 第2位「大車輪」
休憩時間を挟んでステージ中央に出てきたのが、テントの天井に届こうかという巨大な「大車輪」。
さっき外で見た体験用とは比べものにならないぐらい大きい!
左右の輪の中に乗り込み、ゆっくりと大車輪を回していきます。
徐々にそのスピードは増していき、やがて「ブンブン」と音が聞こえそうなほど、高速に回転し始めます。
輪の中にいるアーティストが心配になるくらいのスピード。それなのに輪の中で走ったりジャンプしたりと、ヒヤヒヤさせます。
突然、ひとりの男が輪の外に飛び出しました!
思わず目を覆いたくなる。緊迫感マックスのパフォーマンスの最後は、なんと輪の上で縄跳びをするんです。
仰天度 第1位「バイク&カースタントショー」
バイクが壁を走るサーカスは見たことがあるかもしれませんが、その上をいきます。
ステージ奥のカーテンが開くと、そこにはまるで近未来SF映画を思わせるような高い鉄の檻が。
うなるようなエンジンの音がして、バイクが2台が檻の中へ。檻の中でさらにエンジンをふかし、アクセルを全開。
次の瞬間、急斜面の壁を軽々とバイクで駆け上がり、そのまま猛スピードで疾走。地面に対してほぼ真横の態勢で走り続けるのです。
少しでもスピードが落ちれば、壁からバイクもろとも転落する。
しかも、バイクだけではありません。
重量感ある自動車も、また檻に入っていくのです。まさか自動車が壁を走るのか?
走るのです!
しかもバイクも一緒に。衝突しないかと手に汗握るスリル満点のスタントショー。まさに「必見」です。
まだまだ見どころいっぱい!
公演途中では10分ほどの休憩時間があり、その間にアーティストたちと一緒に1回500円で記念写真を撮ることが出来ます。
また、会場入口には売店があり、ポップコーンやアメリカンドックなどの軽食、飲み物も販売しているので、ちょっと一息入れることが出来ます。
サーカスオリジナルのグッズもたくさん販売していますので、のぞいてみるのも良いかもしれません。もちろん、テントの外にはトイレもあります。
紹介した演目の他にも、シルクファンタジー、ジャグリング、宙づりリング、吊りロープ、そして観客を巻き込み笑いの渦にするピエロたちと、見どころがいっぱい。
オープニングからグランドフィナーレまで、あっという間の90分。日常を離れた夢の空間でした。
3月10日まで、ケーズデンキ浜松市野店の横にある大テント特設会場で開催中です。しばらくサーカスを見ていない人も、改めてその進化を感じることができますよ!
■イベント名 ハッピードリームサーカス浜松公演
■会場 ケーズデンキ浜松市野店の横 大テント特設会場(浜松市中央区中田町754-1)
■住所 浜松市中央区中田町754-1
■日程 ~3月10日(月)
■時間 平日11:00~ 14:00~
土・日・祝10:00~ 13:00~ 15:30~
■休演 水
■観覧料 当日・自由席おとな2500円こども1500円~
※詳しくは公式ホームページ参照
■問合せ 053-469-0007
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