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大衆向けの「江戸前天ぷら」を提供する静岡・富士市の「てんぷら 天ふじ」。ボリューム満点なのに980円とお得すぎる天丼が1番人気。静岡の魅力が詰まった富士山のような天丼も復活しました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへいつも通る道でも1本裏へ入ればそこはまるで別世界、静岡県民必見の裏スポットを巡る裏表さんぽ。今回は紙の町・富士市の大動脈である富士見大通りを、北に向かってお散歩していきます。
ボリューム満点な980円ランチ天丼
大きなエビの看板が目印。「てんぷら 天ふじ」は、この地に店を構えて50年以上、親子で営む天ぷら専門店です。
早速、お店の1番人気メニュー「ランチ天丼(980円)」を注文。ボリューム満点で、見た目だけでも大満足です。
エビはぷりぷり、衣はタレが染み込んでしっとりとしています。
てんぷら天ふじ・店主:
浅草の天ぷらのように大衆に食べてほしいので、「江戸前天ぷら」というコンセプトでやっています
「江戸前天ぷら」とは?
天ふじの天ぷらは「江戸前天ぷら」と言うそうですが、聞いたことがあるようでない言葉です。
なぜなら天ぷらの歴史を調べた店主が作った言葉だったのです。
江戸の天ぷらはごま油をブレンドした油で揚げ、衣は厚め、甘じょっぱいタレが特徴。
敷居が高い天ぷらを少しでも手軽なものにと、天ふじではかつて江戸で食べられていたという大衆向けの天ぷらを再現しました。
大衆向けなので、価格もとってもリーズナブル。コーヒーと手作りゼリーまでついてお値段980円と、お得すぎる価格設定です。
まるで富士山のような天丼も
以前あったメニューを復活させたのが「富士山天丼(2230円)」です。
真ん中は富士山を再現した青いご飯で、頂上には釜揚げシラスが乗っています。ごはんは紫キャベツを使って炊いて青色に。
まわりにはサクラエビのかき揚げや富士宮のニジマス、御殿場あらびきポークなど、静岡を代表する10種類の食材が一同に会した超豪華な天丼です。
どの天ぷらも主役級でまるで静岡のアベンジャーズです。富士山級にテンションが高まる富士山天丼は、2日前までの要予約です。
敷居の高い天丼を気軽に楽しめるよう考案された江戸前天ぷら。ボリューム満点なのにリーズナブルで、まさにコスパ最強の1品でした。
■店名 てんぷら 天ふじ
■住所 静岡県富士市日乃出町119
■営業時間 11:00~14:00
17:00~20:00
■定休 水
■問合せ 0545-53-5058
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