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静岡・富士市は紙のまち。そこで見つけたのは、紙で作られたカバンや小物を売る「カミレオン58」です。紙でできたテープ状の素材「紙バンド」で小物を作るキットもあり、挑戦してきました。
いつも通る表通りから1本裏へ入れば、そこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットを巡ります。今回は「紙のまち・富士市」を南北にのびる「富士見大通り」を北に向かいます。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ全て紙で作られた手作り雑貨
今回訪れたのは、色とりどりな紙バンドや紙バンドを使った雑貨を扱う「カミレオン58」。
紙バンドとは細い紙の紐が帯状になった手芸用品です。
本店は富士市の吉原商店街にありますが、2018年に東海道新幹線の新富士駅に隣接する商業施設「アスティ」に2号店がオープンしました。
カミレオン58 店長・花田ミナさん:
全部紙です。紙バンドを編んでバッグなどを仕上げています
カミレオン58で扱う商品は全て紙です。カラフルな紙バンドを自在に操り、カバンや小物を手作りで作っています。
季節に合わせてハロウィンの雑貨もありました。紙ではありますが、とても丈夫で、中にキャンドルも灯せるんですよ。
さらにかわいらしい富士山のミニバックも発見しました。
「Karuami ミニバッグ(2200円)」はスマホと小銭入れが入るちょうどいいサイズです。
このバックはキットになっていて、自分で作ることができます。
製作時間の目安は6時間以上。作るには根気がいりますが、初めての人でも作りやすいバックです。
ハロウィンのオブジェ作りに挑戦
ハロウィンの季節ということで、キットを使った「ジャックオーランタン」作りに挑戦しました。
材料はたったのこれだけ。これで本当にきれいなカボチャの球体ができるのでしょうか。
メインとなるオレンジの紙バンドを60cm、4本分カットしたら準備完了です。
編み始めは難易度が高く、最初は平らで立体ができるようには見えません。
しかしバンドを引っ張っていくと、原型ができてきました。
説明書は丁寧に書かれているため、初心者でも安心です。
無事丸型ができたので、続いては顔のパーツ作りです。
カミレオン58店長・花田ミナさん:
指先のトレーニングになると思います
普段使わない神経や筋肉を使うので、楽しみながら運動にもなります。
気になる名前の由来は?
最後に店名「カミレオン58」の由来を聞きました。58は何の数字でしょうか。
カミレオン58・花田さん:
カメレオンと紙をかけてカミレオンです。また紺屋製紙が紙バンドを作っているので、その紺「5」と屋「8」から58にしました
カミレオン58は、富士市の製紙会社「紺屋製紙」の直営店です。
近年、手芸用紙バンドは人気が高まっています。そこで、子供からお年寄りまで誰もが楽しめる場所を作るためオープンしたそうです。
普段は手軽なマグネット作りが体験できるので、ぜひ参加してみてくださいね。
自由自在で無限の可能性を秘めた紙バンド。自分で好きな小物を作ると、より一層愛着が湧きますね。
■店名 カミレオン58
■住所 静岡県富士市654-10アスティ新富士内1F
■営業時間 9:30~17:00
■定休 月
■問合せ 0545-62-6000
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