目次
風変わりなたい焼きを発見しました。ありそうだけど意外とない、お好み焼き入りたい焼きを販売しているのは静岡・磐田市にある、たい焼きカフェ「おやつ泥棒」です。考案したのは甘い物が苦手な店主夫婦の父親でした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ子供達のために始めたお店
やってきたのは、4年前から夫婦で営むたい焼きカフェ「おやつ泥棒」。
たい焼き店ですが、焼きそばや焼き鳥など軽食も食べることができます。
驚くのはその値段。たい焼きは1個100円、かき氷100円、焼きそば(大)は200円とリーズナブルな価格設定です。
おやつ泥棒・鈴木由季さん:
子供達がおやつ感覚で100円~200円で買えればいいなと思って始めました
子供からの人気はもちろん、店内ではお酒を飲むこともできるので、大人にも嬉しい場所。
地域の人で日々賑わい、子供達のよりどころとなるお店を目指しています。
「たいお好み」の中身は?
今回のお目当ては、このお店のたい焼き「たいお好み(100円)」。
なんとなく名前から想像がつくかもしれませんが、とにかくできたてを食べることに。
アツアツを手にとると、皮はほんのりピンク色です。
おやつ泥棒・鈴木由季さん:
紅ショウガを使っているので、記事がピンク色になります
にむらあつとリポーター:
お好み焼きです! おいしい
通常のたい焼きと異なり、生地にはキャベツやネギ、紅ショウガが入っています。
さらに中には豚肉、ソース、マヨネーズ、カツオ節が入っていました。
たい焼きの具が“お好み焼き”と言うより、お好み焼きがそのままたい焼きの形になった感覚です。
考案者は甘い物が苦手な父
今までありそうでなかった、お好み焼きのたい焼き。考案したのは店を手伝っている父の好己さんです。
おやつ泥棒 父・好己さん:
甘い物が苦手で、自分好みの物を試行錯誤して、ようやく完成しました
たこ焼き風にも挑戦しましたが、生地の違いから上手くいかなかったとのこと。
おやつ泥棒 父・好己さん:
たこ焼きは生地がかたい、タコが高い。お好み焼きなら手頃かなと思いました
材料は自分達で手作り
100円という破格の値段で販売できているのは、自分達で手作りした材料を使っているからです。
おやつ泥棒 母・啓子さん:
たい焼きのあんは毎日豆から煮ています。ネギもキャベツも野菜も手作りです
野菜も自分たちで育てたものを使用し、お店の外には野菜の無人販売コーナーもあります。
家族で和気あいあいと営業している「おやつ泥棒」。お手頃な値段なので、「たいお好み」だけでなく、他にもたくさん買ってしまいそうです。
■店名 おやつ泥棒
■住所 静岡県磐田市豊岡2852
■営業時間 11:00~18:00
■定休 木
【もっと見る! たい焼きの記事】